■圧倒的な表現力
パナソニックとしては初となるHDDナビ。16GB大容量HDDを搭載したことに加え、WIDE VGA表示モニターを組み合わせることで6万5000色ベースのカラー表示によるかつてない精緻な表現力を実現している。
とくに首都高速/名古屋高速/阪神高速の環状線で実現したハイウェイ・スーパーライブビューでは、実写データをもとにした、かつてないリアルな映像を再現。ポリゴン表示のランドマークは観覧車などが実際に動いたり、地図を上下左右にスクロールさせてもストレスを感じさせないスムーズな動きを見せる。
■ダウンロードでデータ更新&ソフト追加
HDDならではの書き換え機能を活かし、必要に応じて収録データを更新する機能も備えた。たとえば、コンビニやファミレスなどのランドマークを地図上に入力して表示できる上、昭文社のホームページからは豊富なドライブスポットがSDメモリーカード経由でダウンロード可能。さらに、6月からは企業ランドマークがインターネット経由で更新できるようになる。
7月からは新機能ソフトプログラムがダウンロードできるようになる。そのひとつが「パーキングルートサーチ機能」で、車両サイズ情報をもとにした最適な駐車場探しが実現する。
■実用面の性能を大幅アップ
目的地の検索では、絞り込みにおいてジャンルやエリアだけでなく現在地からの近い順などが選択できるようになって一段と使い勝手をアップ。ルート案内においては、一度走行したルートをHDDに自動記録して、次回からそのまま案内ルートとして使うことができる「ドライブルートサーバー機能」を新搭載。さらに曜日や時間規制にも対応していて、規制が発生すると自動的に迂回路を探索。従来モデルから引き継いだぬけみち表示/探索や、曜日・時間規制データに基づいたルート探索機能とも合わせ、実用面での性能を大幅に引き上げている。
測位精度に関しても3Dジャイロの搭載と高さデータを収録した地図データにより、クルマの上下移動も細かく判定。高精度なGPSデータだけを選択するフィルターも備え、これまで以上の測位精度を達成している。気になる地図データの更新については、販売店店頭でナビ本体を取り外すことなく、別スロットに更新用HDDをセットするだけで約40分ほどでデータの書き換えができる予定になっている。
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