■常に最新の情報から検索できる
CD→DVD→HDDと、カーナビのデータを収録するメディアが変わるたびに、その情報量は限りなく充実してきた。しかしパッケージメディアである以上、時を経るにつれ情報はどんどん古くなってしまう。収録データの案内に従って目的地に着いても、「1年前に閉店していた」なんてことも珍しくない。そんな状況に陥らないために搭載されたのが「リアルタイム検索」機能だ。
まずアルパインが用意している、専用のカーポータルサイト「マイドライブネット」にアクセス。膨大なデータベースから必要な情報が無料(通信料は別)でダウンロードできる。
たとえば、上映中の映画や映画館の情報、コインパーキングの場所や満空情報(パーク24)、ガソリンスタンドの価格やサービスといった最新の情報が引き出せる。単にデータをメディアに収録しただけでは、こうしたリアルタイムの情報は得られないだろう。情報を提供している各事業者と連携し、専用のデータベースを用意したことで初めて実現できたのだ。
駐車場の満空情報は、空き情報を表示できるコインパーキングもあるので、効率的に駐車場探しが行える。またガソリンスタンドも営業時間内かどうか確認できるので「わざわざ来たのに閉まっていた」ということもない。場合によってはスタンドのセール情報などを見ることもできる。
■映画情報は上映時間まで掲載
今回のテストでは、マイカルの映画情報を選んでチェックしてみた。まずマイドライブネットにアクセス。すると上映中の映画や上映時間といった詳細な情報が、一覧で表示された。こうして車内であらかじめチェックすると、その日のプランも立てやすくなりそうだ。見たい映画が決まったら、そのシアターをワンタッチで目的地に設定。まさに至れり尽くせりの機能だった。
情報は何といっても新鮮度が命。ネット上の情報と結びつけることで、さらに快適なカーライフが実現できるのだ。
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