■やはりVICSビーコンは欲しい
HDX300にはリモコン、オンダッシュ取り付け用スタンド、そして強・中電界地区用ブースター付TV/FM多重用アンテナが付属している。これだけでも本機の魅力は十分体験できるはずだ。とはいえ、やはりVICS用ビーコンユニットは欲しいところだし、もし可能ならDVDドライブや、車庫入れの際に便利なバックカメラも追加したい。HDX300では、これらのすべてをオプションとして用意している。
まずVICS用ビーコンユニット(CY-TBX50D・2万5000円)。これは一般道の光ビーコン、高速道路の電波ビーコンからの電波を受信するためのもので、一般道路では交通状況を考慮した最適ルートを検索できるようになる。取り付けは実に簡単で、底面の端子にユニットを接続して、ユニットをダッシュボードの上に置くだけでいい。
またバックカメラ(TW-CC150B・2万1000円)を取り付ければ、バックギアを入れると自動的にモニタが切り替えられて後方画面が表示される(本機との間にシステムアップのための電源コードが別途必要)。
さらにDVDビデオが見たい場合には、映像入力端子にポータブルDVDプレーヤーを接続してもいいし、車載用として開発されたDVDビデオプレーヤー(CX-DVP292D・6万3000円)を接続する方法もある。
■インダッシュにも装着できるキットまで用意
そのほか、取り付け部品のオプションも用意されている。最近は助手席にエアバッグが付いていることがあるので、ダッシュボード上に取り付けるのは難しい場合が多い。そこで考案されたのが、インダッシュトレイ付取付キット(CA-F1844D・9000円)だ。これならインダッシュに取り付けても、ディスプレイ位置がそれほど低くなることもない。
一体型ということで家の中に持ち込んで使うことも考えられるが、その場合にはACアダプター(CY-ZAC20D・9000円)が役に立つ。また複数のクルマに載せ替えて利用する場合のキット(CA-FN30D・1万2000円)もラインナップされている。多彩なオプションにより、自分なりの使い方を考えられるのも嬉しいポイントなのだ。
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