(1)走行したルートを保存するルートバンキング機能。目的地に到着すると自動的にルートを保存するかきいてくる。

■走行したルートはHDD内に登録可能
膨大な地図データの中から、目的地までの最適ルートを案内するのがカーナビゲーションの大きな役割の一つ。しかし、このルートが必ずしも現場の状況に合って案内されているとは限らない。

何度か通ったことのあるルートであれば、もっとも最適なルートで走行したい。本機はそんなルートを経由して走行した場合でも、目的地に到着した時点でその情報がワンタッチで登録でき、その後に使うルート案内として利用できるようになる「ルートバンキング機能」を搭載している。

ここに登録できるのは最大100件（最大500km）まで。実際の使用条件下では登録したリストから利用したいルートを選ぶが、そこには登録した日時やルートの内容まで事細かに情報が記載されている。

■カーナビ案とユーザーカスタマイズ案を比較選択できる
この情報をもとにルートを選び出せば、カーナビゲーションの案内とユーザーがカスタマイズしたルートを比較しながら最適なルート案内が選択できるようになっているのだ。それは画面を半分に区分けしてその差が一目でわかるように案内され、どちらのルートを選んだらいいのかもすぐに判断することが可能。

これまでならせいぜい走行軌跡から自分ならではのルートを判断するぐらいだったものが、この機能の搭載によってルート選びの積極的な利用法が提案されるようになった。まさにHDDならではの使い方を具体化した格好の例と言うことが出来るだろう。

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