■地図データ部分更新にチャレンジ
実は、カーナビゲーション各社はこの地図データの更新作業に頭を痛めてきた。つまり、書き換えが可能なHDDを搭載したことで、カーナビとしての機能アップに大きく貢献することとなったのだが、その方法は様々。アルパインは、専用サーバーを介することで必要な部分の道路情報のダウンロードを可能とし、より手軽にバージョンアップを実現する方法を選んだのだ。
もちろん、そのエリアの周囲との整合性もきちんと取った上でダウンロードを行うものとしており、一部エリアだけをダウンロードしても使い勝手は今までと何ら変わることはない。カーナビゲーションにとって悩みのタネだった地図データのバージョンアップがはじめてユーザーの手によって可能となるのだ。
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