■曜日や時間帯にまでリアルタイム対応
そんな「常識」の中で本機は、曜日や時間によって変化する右左折禁止や通行禁止の交通規制データを収録し、そのデータをもとにルート案内を行う。そのため、たとえばルート案内中に規制が発生すれば、自動的に迂回路を探索して設定ルートを変更するのだ。
逆に規制が解除した場合には、新旧ふたつのルートを半分ずつ一画面内に表示して、自分のルートにあったルートを選ぶことができる(東京・名古屋・大阪の中心部の一般道および細街路が対象)。これによって、複雑な都心での交通規制を効率よくかわして、これまでにない効率的なルート案内が行えるようになった。
その他、昭文社が監修した「マップル渋滞・ぬけみちマップ」データを収録することで、200mスケール以上の詳細地図上にこのデータを緑の点滅で表示。リモコンにある「ぬけみちボタン」を押すだけで、このデータを利用した迂回ルートで案内するようになる。まさに、一般道におけるさまざまな状況を常に把握して案内する、画期的なカーナビが誕生した。
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