(1)給油しようと行ってみたらなくなったガソリンスタンドの表示を地図上から消去する。

■画面に表示されているGSがなくなっていた
HDDはデータの書き換えができる。つまり、カーナビで必要なデータは、書き換え機能さえ搭載すれば常に最新データへ更新やカスタマイズできる。本機では、HDD化するにあたってこうした機能への対応をいち早く採り入れた。

そのひとつが、コンビニやファミレス、ガソリンスタンドなど、企業ランドマークの書き換え。リモコン操作により、地図上の任意の位置にランドマークの追加や変更、削除が可能。常に最新データに基づいた表示ができる。テストでは、東京・新橋のガソリンスタンドで書き換えを行ってみた。操作自体は何も難しいことはなく、「気づいたらすぐ変更」が可能だ。

また、このランドマークはインターネット経由の更新にも対応しており、6月以降、2〜3ヶ月に一度の割合で修正が行われる予定だ。

■自分の得意ルートも自動記録する
もうひとつ、『ドライブルートサーバー』は、一度設定したルート走行中、自分の記憶しているルートへリルートさせると、そのルートがHDDに自動保存されるもの。今までなら、単にルートの軌跡だけを残すものでしかなかったが、本機の場合は登録ルートとしてHDDに残し、このデータをもとにしたルート案内を行うことができる。

しかも、ルート設定したものは自動的に仮登録（最大3ルートまで／1ルートあたり500kmまでメモリ）され、走行した後に本登録する。このように、とくに意識せずにどんどんお気に入りのルートがHDDに蓄積されていくのだ（最大100ルートまで）。

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