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インタビュー/コラム:企業人
●サーキットにとって女性用トイレは無視できない存在

鈴鹿サーキット改修の第2のポイントは、観客サービスの向上にある。

「お客さまにより快適で楽しく観戦していただくために、できるだけのことをまとめてやってみました。もっとも必要だったのはトイレ(とくに女性用)ですね。これまでは仮設トイレが多かったんですが、やはり清潔さという点で問題がありまして。トイレの増設は下水道なども絡むので数千万単位の投資になりますから、この際イッキにやりました」と深津社長。

グランドスタンドのトイレはなんと倍増して2階建て(!!)となり、スタンド側(2F)からもスタンド外側(1F)からもアクセスしやすくなった。身障者用設備も新設されている。また1コーナー手前のD席やS字手前のF席にも、一部身障者用もふくめトイレが新設された。
グランドスタンドS席(F1では6万円の席!!)のシートも全交換、ドリンクホルダー付きの豪華なものに。 新舗装と旧舗装で、路面の色が異なる。曲率変化によりS字コーナーのラインが変わることが予想される。
観客席も増設されている。グランドスタンドS2席横の1コーナー寄りには、芝生スタンドエリアが増設された。このスタンドは四輪レースでポールポジション付近となるので、迫力のスタートが楽しめるという。

「この芝生スタンドの裏側は広場にしたんですね。大レースの時には仮設席も設けられますし、最近のF1などでは、自動車メーカーが車両を展示したりすることが多いので、そうした際の展示場所に使っていただこうと思っています」と深津社長。

さらに、もっとも人気の高い、グランドスタンドのS1席(F1では6万円の席となる)も改装された。個別シートを全面改装し、小物を置けるスペースも設け、快適性を増したという。

「もっとも高価な席なのに、飲み物も置く場所さえなかったんです。これを直して、快適性・利便性を高めました。ゆくゆくは野球場みたいに、ビールなんかを売り歩くようにしたいですね」。

ピット上の観戦スペースも広げられるとともに、従来テント張りだった屋根がドーム屋根に代わり、より快適に観戦できるようになっている。

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