Volvo

ニューノーマルが定着しつつある世界で、動物との暮らしに救われているという方も多いのではないだろうか。そんな中、動物たちとの関係をより良くしていきたいと考えるオーナーも増えているという。そこで多忙を極めているのがヒューマン・ドッグ トレーナーの須﨑大さんだ。久々にお休みが取れたということでVOLVO旅にお誘いすると、「ぜひ鴨川へ」との提案が。趣味がサーフィンという須﨑さんにとって、そこは聖地。ロングボードだって積めてしまうVOLVO XC90 Recharge Plug-in hybrid T8 AWD Inscriptionに乗って、大好きな場所を案内していただくことになった。旅のパートナーは、犬と触れ合うことを通して子供たちに道徳心を伝える教育プログラム「動物介在教育」の先生=介在犬として、須﨑さんとともに小学校を訪れているオーストラリアン・ラブラドゥードルのJourney君、3歳。「犬との旅は特別なことではなく、日常の延長」と話す彼が過ごす、素敵な日常をご一緒に。

須﨑大

今回の旅人

須﨑大Dai Suzaki

宮崎県出身。ヒューマン・ドッグ トレーナー。家庭犬と飼い主の出張型トレーニングをメイン事業とする傍ら、ペット事業にまつわるイベントやセミナーに留まる事なく、自らの研究成果をもとにした一般企業やホテルの社員向研修に従事、活動範囲を広げている。
URL: http://dogship.com/

休みが取れると迷わず行く場所、それが鴨川

サーフィンをする須﨑さんにとって、豊かな自然を肌で感じ心癒される場所。「今は忙しくなかなか時間を見つけられませんが、以前は月に2,3回は訪れていました」。サーフィン仲間はもちろん、犬友達も多いのだという。

都心から海ほたる経由で木更津、君津を走り抜ければ、鴨川までは2時間程度のドライブだ。海を感じて走る道のりも、適度な距離感も心地よいのだと言う。今日のお供は、VOLVO XC90 Recharge Plug-in hybrid T8 AWD Inscription。クリスタルホワイトパールのエクステリアが陽光を受けて輝いている。

「犬との旅はあくまでも日常の延長」。そう話す須﨑さん。「犬とのドライブの際に大切にしているのは、犬の安全確保はもちろんのこと、いかに犬が日頃感じている快適さを損なわずにいられるからなんです」。

VOLVO × レスポンス

車に乗り込む際に、まずチェックしたのはJourney君が座るリアシート。VOLVO製のドッグベッドが装着されている。中型のJourney君にはフルサイズを。素材は高級感ある、汚れに強い合成皮革。犬の乗降時にシートサイドを汚さず、キズを付けないためのフラップが左右にあるのも嬉しい。メッシュ窓があるのでエアコンの風が通り気温調整も可能だ。

この上から、ハーネスを固定できる犬用シートベルトも使用。これで急ブレーキの際に愛犬が前方に投げ出されてしまう危険を防ぐことができる。その他にも、ラゲッジルームを犬用に分けられるセパレーターや、ラゲッジルームからの飛び出しを防止できるスチールガード、リアゲートを開けた際の飛び出してくるのを防ぐスチール製のドッグゲートなど、厳しい安全基準を満たしたアクセサリーが用意されている。大切な家族であるペットとの安全で快適なドライブを楽しむための「VOLVO With Pet」のラインナップだ。

「ハーネスの頑丈さは、まさにシートベルトを開発したVOLVOならでは。安全への配慮は人間に対するものだけではないんですね」

部屋がそのまま平行移動しているかのような快適さ

Journey君の安全を確認できたところで出発だ。東京湾アクアラインを走り鴨川を目指す。運転は大好きという須﨑さんだが、日頃の移動はロードバイク派。久々にハンドルを握った感想は?

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「スムーズですね。まるで部屋がそのまま並行移動しているかのような快適さです。特に犬を乗せているときに気になるのは、加速と減速の滑らかさ。そうでないと犬は緊張して酔いやすくなる。だから僕はいつも、犬と一緒のときはお姫様をお乗せしている、そんなつもりで運転するんです(笑)」

XC90 Recharge Plug-in hybrid T8 AWD Inscriptionは、充電して走る新しいVOLVO。滑らかな加速は電気モーターとガソリンエンジンを効率よく使い分け、ときには両者の力を同時に引き出す究極のプラグインハイブリッドSUVだからこそ。

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そして大事なのが、休憩だ。「犬のためにも、定期的に休みを入れること」。
海ほたるに到着するとJourney君を一端下ろし、様子をチェック。水を飲み、元気に飛び跳ねている。休憩を終えるとリアシートに飛び乗る。乗り心地は快適なようだ。
「サンルーフがついていて、上が開いているのがいいですね。景色が前から後ろに流れていくサイドウインドウからの風景というのは、目が横についている草食動物が見ているもの。犬にはなじみがないので、これも車酔いする原因のひとつです。サンルーフがあって空が見えると、他にも目が行くので視界が限定されず、犬にもいいのではないかと思います。空気が循環するのも理想的ですね」

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広い室内空間にさらなる開放感をもたらしているチルトアップ機構付電動パノラマ・ガラス・サンルーフは、指先の操作ひとつで瞬時に開閉可能だ。サイドウインドウについたシェイドを使うのも一案。直射日光が当たるのも防いでくれる。晴天だったこの日も、Journey君はリアシートでリラックス。道中、すやすやと眠ってくれているのにはこんな秘密も。VOLVOは車外への排出ガスはもちろん、車内の空気環境にも最大限に配慮している。先進のエアフィルターを搭載した世界初のCleanZone – エア・クオリティ・システムがキャビンをきれいな空気で満たしてくれるのだ。

ドライバーの快適なドライブをアシストする機能の数々

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緑溢れるエリアに入っていく。最近では山道でサイクリングを楽しむ方も増えてきたが、もしもの時もVOLVOであれば昼夜を問わず歩行者・サイクリスト・大型動物検知機能が働き、何かを検知すれば警告音でドライバーに知らせるとともに、必要に応じて被害軽減ブレーキを作動させ車内外の命を守る。

「自然豊かな場所は様々なスタイルでレジャーを楽しむ方がいるが、普段、街中でドライブすることが多いと気づくのが遅くなってしまうこともあります。でも、VOLVOには検知機能があるんですよね。作動しないのが一番だけれど、このシステムのおかげで安心です」

その後順調に走り続け、道の駅「ふれあいパーク・きみつ」へ。

ここで、Journey君もひと休み。長時間運転してきた須﨑さんも「全然疲れません」と笑顔を見せる。それは、さりげなく運転をサポートするパイロット・アシスト(車線維持支援機能)が搭載されているから。必要に応じてステアリングを穏やかに自動修正し、わずかなステアリング操作で車線の中央を保持できるよう支援する。全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)は、前走車や隣接車線の他車と接触するリスクを低減させるので、ドライバーの疲労は軽減。必要な情報が集約されていて、視線を大きく動かすことなく的確に伝えてくれるヘッドアップ・ディスプレイや、電話応答も可能なボイスコントロール機能も、快適な運転環境を整えてくれる。

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犬と旅する時も良い音は大切

VOLVOならではの高い安全性はもちろん、長時間ドライブを愉しむために欠かせない要素として須﨑さんが気に入ったのが音響だ。
「とにかく走行音が静かですね。だから音響が良いというのも良くわかります」
このXC90 Recharge Plug-in hybrid T8 AWD Inscription はオプション設定のBowers & Wilkinsプレミアムサウンド・オーディオシステム サブウーファー付きを搭載。キャビンの音響特性に合わせた絶妙なスピーカーレイアウトにより、原音に限りなく忠実なサウンドを再現する。どのシートに座っていても、最高の音質を楽しめるのだ。

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実は、須﨑さんが音響に気を留めた理由は自分の楽しみのためだけではない。
「犬は聴覚が優れていて特に『高周波』に対する感受性が高い。だからこそクリーンで穏やかな音は愛犬にとっての安心につながります。もちろんドライビング中の愛犬との会話も安心要素の一つ。犬と旅をするなら、犬のことを理解しておくことも必要なんです」

鴨川の行きつけスポットでこだわりの海の幸を頂く

快適なドライブを続けていると、車は鴨川に到着。「REGALO surf」前に停車し、海の様子をチェック。ここは、行きつけの地魚磯料理の店「うおまさ」店主の息子さんで、プロサーファー小川直久氏が運営するショップ。
「こんなかっこいい車にロングボードを積んでサーフィンしに来たいですね」

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寄せては返すサーファー垂涎の波を背にしても絵になるXC90 Recharge Plug-in hybrid T8 AWD Inscriptionの堂々たるたたずまいに、思わずそうつぶやく。

ひとしきり海を眺めたら、鴨川への旅で決して外せない「うおまさ」へ。
「海に入って冷えた体を、ここの美味しい料理で温めてから帰る。それがお決まりのコースです」

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店内でいただけるのは、大将が自ら海に出て自ら釣った海の幸、定置網で揚がった鴨川・天津小湊のブランド魚など新鮮な旬の味ばかり。
「鴨川は金目鯛、伊勢エビ、あじが有名。好きな魚料理を単品でいくつか注文し、おすしのご飯と地魚団子のお味噌汁を別にオーダーしてたっぷり味わうんです。おすすめは、金目鯛の煮付け、なめろう、生ダコの唐揚げ、あじフライです」

料理が目の前に並んだ様子はまさに壮観。活きの良さにこだわった絶品ばかりだ。
「やっぱり美味しい! 思わず笑顔になっちゃうんですよね」
トレーニングを担当した「うおまさ」店主の愛犬メルちゃん(2歳9ヶ月)とも久々の再会。Journey君との初対面を見守りながら、馴染みの店主とも話に花が咲く。 (※犬は入店不可。テイクアウトメニューあり)

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おなかが膨れたら、「うおまさ」前に広がる城崎海岸で散歩を。砂浜の感触を確かめた途端、それまでおとなしかったJourney君が急にはしゃぎ出す。
「やはり犬は自然の生き物。人間だって自然物です。一緒に自然を楽しむ。それが遠出の醍醐味ですね」

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もう1カ所、須﨑さんおすすめの砂浜が。「ここは、二タ間海岸といって、地元の人がサーフィンを楽しむビーチ。あまり知られていない穴場なんですよ」
静かなビーチを独り占めするかのように、思い切り飛び跳ね、走り回るJourney君とひとしきり遊んだら、そろそろ本日のお宿へ。

犬と暮らしていると毎日が特別

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10分ほどで、Dogサバトリーのある宿 ご・遊庭に到着。玄関前には、犬の足を洗えるシャワーもあり、入館前から歓迎ムードが漂う。2016年に、地元の有名旅館「鴨川館」の“犬と泊まれる別館”としてオープン。客室はスイート、スーペリアツイン、デラックスツインの全5室。今回宿泊するのはデラックスツインだ。全室に専用ガーデンと空調完備のドッグサバトリー(英国風コンサバトリーとドッグを掛け合わせた造語)、リビング、ベッドルームが完備されている。

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インテリアを担当したのがガーデンデザイナーだったこともあり、庭も客室の一部であるかのように一体感が。広々としていて心地よい。庭と部屋との間に設けられた、ドッグサバトリーは、ガラス戸で仕切ることが出来るので、犬だけの留守番も可能だ。庭に面したバスルームを含め、ほぼガラス張り。どこにいても犬の姿が確認できるのは飼い主には嬉しい限りだ。エントランスには、愛犬を短時間預けられるセルフスタイルのDogホテルも。旅館らしい至れり尽くせりの気配りが随所に感じられる。

「最近、長い間共に暮らした愛犬を亡くしたばかり。昨年、愛犬との最期の日々を過ごしていた際にも鴨川を訪れ、愛用のおもちゃやクッションを持参してこの宿でゆっくり穏やかに過ごしました。いつものようにリラックスして飼い主と過ごせること、そして飼い主が喜んでいることが嬉しい、それが犬なんです」

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これが、「犬との旅は日常」だという須﨑さんの言葉の真意だ。
「人間は、何か非日常的なことをするのが特別だと考えがちですが、犬と暮らしていると毎日が特別なのだと感じます。日常に宝がいっぱいある。だから、お出かけもあくまでも日常の延長。車があれば日常を楽しむという可能性がもっと広がると思いますね」

実は須﨑さん、車選びは犬を選ぶのと似ているとの持論がある。
「犬も車も、その特性を事前に知って、自分のライフスタイルと合うことを確認しておかなければ、その良さを生かせない。車なら、格好いいというだけではなく、燃費とか、操作性とか、じっくり調べた上で手に入れれば良さがわかっているから楽しいし、価値がよりわかる。犬も車も、一緒にどう過ごしたいかというイメージを持ち、そこに合う種類を選ぶべき。どちらにも、知識と技量が大事なんです」

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最後に、一日を通してXC90 Recharge Plug-in hybrid T8 AWD Inscriptionのハンドルを握った感想をたずねると「シートの包み込むような座り心地も嬉しいし、高級感のあるスカンジナビアンデザインのインテリアも洗練されていますね。犬との旅もサーフィンも荷物が多くなるからラゲッジスペースが大きいのも嬉しいし」と大満足の様子。「でも、やはり最も重視するのは安全性。海外では、パートナーがVOLVOに乗っていると、自分の安全を考えてくれていることが感じられるのだと言われていると友人から聞きました。今日はそんな話を思い出しました」

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鴨川館エントランス

大切なペットの安全にも配慮したVOLVOの優しさ。1日の終わりにも元気いっぱいの様子を見せてくれたJourney君にも、どうやらしっかり伝わったようだ。

TEXT:JUN MAKIGUCHI
PHOTO:HAYATO TSUCHIYA
LOCATION:Dogサバトリーのある宿 ご・遊庭/鴨川館/うおまさ/ REGALO surf

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今回のクルマ

XC90 Recharge Plug-in hybrid T8 AWD Inscription

VOLVOフラッグシップSUVのプラグインハイブリッド(PHEV)モデル。スーパーチャージャーとターボチャージャーにより最高出力233kW(318ps)、最大トルク400Nm(40.8kgm)/2,200−5,400rpmを引き出す高性能ガソリンエンジンを搭載。高速道路では際立つ加速を発揮するにもかかわらず、電気モーターだけでの排出ガスのまったくない走りも可能。必要に応じて4輪に最適な駆動力が配分されるAWDシステムを採用。

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※この取材は出演者、スタッフの健康と安全に配慮し実施しました。

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