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カーマルチメディア:カーナビレポート
【特集 カーナビの裏技 初級編】とりあえず、標準装備の機能をつかいこなそう
 [2000年8月22日]



●ユーザーのわがままに応えるカスタマイズ機能




「FOR THE EGGOIST」をコンセプトに掲げ、ユーザーのワガママに応えようとユーザーインターフェースにこだわったのがアゼスト。カタログを見ていてもあちこちに、「カスタム」の文字が見られ、使いやすさを訴える内容になっている。もちろん、カタログだけではなく、かなり練り込まれたアルゴリズムが存在していたりして、使っていて、おっ、なかなかやるじゃないのと思ってしまう場面も多々ある。

ここでは、そのカスタマイズをいくつかを紹介しよう。まず、メニューカスタマイズから。メニュー、つまりコンテンツそのものは、よく考えられたものになっているのに、そのデザインが意外にフツーだったりするカーナビが多い。というわけで、アイコンから、壁紙、そしてウインドウの色までをカスタマイズできるようになっているのだ。とはいうものの、あらかじめ用意されたモノから選択するので、正直言って、好みに合うかは不明。ハートだらけとか、クラリオンガールのはづき藍クンの壁紙とか。

もうひとつは、マイメニュー。この単純なネーミングは、ウインドウズみたいでひねりを要求したくなっちゃうけど、そのものずばり自分だけのメニュー。これはリモコンのテンキーに、あらかじめ機能を割り振っておくことで、操作性を高めようというもの。よく使う機能を割り振っておけば、わずらわしい階層メニューともおさらばできる。

ほかには、3Dマップ表示画面の空に、星座を表示してくれる「スターライトクルーズ」なんて機能も付加された。もちろん、その日のその時間に合わせた星座表示され、中学校の理科の教科書を紐解かなくても、助手席の女の子に、「ほら、あれがケフェウス座だよ」なんて、オリオン座と北斗七星以外の解説もできてしまう。しかし、このスターライトクルーズはそれだけにとどまらず、なんと昼間の星座の状態も表示してくれるのだ。なんともおせっかいならぬ、心遣い。iモード、MONET-iに対応だ。

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(PIONEER/AVIC-D9900V)

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●ユーザーのわがままに応えるカスタマイズ機能 [ADDZEST/NVC960DVD]
●ハイレベルな自車位置精度がもたらす快感 [PIONEER/AVIC-D9900V]
●0-400m計測可能なエンターテイメントモード [KENWOOD/DVZ-2080M]
●事故防止を睨んで交通事故多発地点をプロット [XANAVI/AXF-D7200]
●気の利いたメンテナンスメニューと目的地予約 [ECLIPSE/ANV5510D]



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