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ともに一流ブランドのオーディオを装備する両車。はたして、それぞれのブランドにふさわしい“音”を表現しているのか。そしてその“音”はクルマにどれだけの価値を与えているのだろうか。
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アテンザスポーツ23Sには、BOSEサウンドシステムがオプションで用意される。サブウーファー付7スピーカー、インダッシュ6連装CDチェンジャーつきヘッドユニット、撥水フロントガラスがセットとなる10万円のオプションだ。

自動車メーカーとのコラボレーションも数多く、カーオーディオの経験が豊富なBOSEがアテンザで表現する音は、音が出た瞬間に「このクルマ、音がいいね」と思わせる歯切れのよい明快なサウンドだ。ロックやポップスのリズムが心地よく、スピーディーに聞こえる。ドライブサウンドのツボを押さえた音作りは、BOSEのキャラクターと完全にマッチしている。

助手席と会話をしながら楽しむ程度の音量ではまさにベストバランス。そこから少しボリュームを上げ、低音を好みによって少し持ち上げることで、アテンザは音楽とドライビングに集中できるリスニングルームに変身する。生き生きと絡み合うリズムセクションとボーカルは、ウィンドウ越しに見える初夏の緑と完全にシンクロした。

ただし、愛聴盤のフルオーケストラのシンフォニー、激しい熱気のJAZZピアノカルテットをじっくり聴いてみると、ティンパニの連打やピアノ低音弦の強打で低音が飽和してしまうシーンがあることに気がつく。アンプ性能、スピーカー取り付け性能ともに限界が見受けられた。

リズムやボーカルをメインとしたお気に入りのCDを持ち寄って二人でドライブ。BOSEサウンドシステムは、行き帰りの景色とともに音楽を楽しむ小旅行にしてくれる。BOSEは独自の音響心理理論で、どのように音楽を鳴らすかではなく、どのように聞かせるかを追求するブランドだ。アテンザのドライビングプレジャーとBOSEサウンドシステムの組み合わせは、二人の間にもうひとつの何かが生まれる予感をもたらしてくれるのだ。
《三浦和也》

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