フォルクスワーゲン パサート W8 4MOTIONは、W型にピストンが配置される8気筒エンジンを搭載するクルマで、現在、日本国内で販売されるフォルクスワーゲンのフラッグシップとなる。標準で搭載されるカーナビは2DINタイプで、FM/AM/TV/MDが装備され、オプションでCD/MDチェンジャーも接続できる。
操作方法は左右のボタンと、左側のジョイスティックにより操作する。左右のボタンには、日本語表記がなされ、迷うことはないが、車内の各操作がアイコンで表示される輸入車の場合、少し違和感を覚えるのは仕方ないところ。
また、ナビゲーションで用いるDVD地図ディスクと、MDはフロントパネルの下部が前にせり出して、交換ができるようになっている。この機構を流用して、パネルの角度を付けることもできる。
ナビゲーションのディスプレイは下のほうにあるため、走行中の視線移動は大きい。しかし、ナビの右左折の指示や、オーディオの受信周波数、再生トラック番号などはインパネ内のサブディスプレイにも表示されるといった配慮もされている。
ナビ操作パネル 2DINへの埋め込まれたナビゲーション。操作は左右に配置されるスイッチ
ナビ50m 50mスケールでは市街地図を表示しない
ナビ200m 50mと200mでは、あまり表示する道に変わりはない
ナビ1Km 1kmスケールからは幹線道路のみの表示となる