車内の各部ともにBMW時代のカラーが残っているレンジローバー。車内のスイッチやキーなどのパーツはBMWのものと同一か、それをベースにしていることがひと目でわかる。カーナビに関してもBMWと同じ操作体系を持つものが装備される。
そのナビゲーションだが、操作にかなりの慣れが必要と言わざるを得ない。まず、ナビゲーションの地図のスクロールは、上下左右のジョイスティックではなく、ロータリスイッチとそのスイッチを押すという動作で行なう。具体的には上下左右斜めを選び、そこで押すとその方向に進む仕組みだ。また、各動作の切り替えついても、画面をみながらロータリースイッチを回し、変更したいところに合わせてから切り替える。
AV機能については、ナビゲーションと同じ画面から切り替える。FM/AM/カセットデッキとなっており、MDは装着されない。また、液晶パネルも鮮明画像とは言い難い。クルマの魅力があり、長く乗られることを想定すると、装着されたAVN機能では物足りないかもしれない。
運転席視線 ナビモニターは比較的上部に配置してあり、視認性はまあまあ
ナビ操作パネル 画面と操作パネル。カセット装着時はパネルがせり出す構造
ナビ50m 市街地表示となる50mスケール。地図の色使いは好みが分かれるところ
ナビ200m 200mでも、太い道はきちんと表示される
ナビ1Km 1kmスケールでも公園などの場所に色が付けられている
メニュー画面 目的地検索はこの中から選択可能
その他 ステアリングに配置されるスイッチ。ヒーター内蔵で冬はハンドルが暖かい