さらに細かいところでは、ビットまわり。ビットは前述のようにシャンクの先端に取り付ける、いわばドライバーの頭だ。Snap-onからはすげー他種類のビットが発売されており、用途に合ったビットを買い増せるのはシャンクと同様だ。で、細かいところってのは、例えばプラスのビットの先端に見られる、カムアウト防止溝だ。これはプラス型の溝のさらに内側に掘られたギザギザで、ドライバー先端(ビット)がネジから滑って外れることを防止するギミックだ。このギミック、実際にしっかり効果があって、固いプラスネジなんかでもネジの頭をナメずに力強く回すことができる。
ビットと言えば、このドライバー、グリップ部分がビット収納用スペースになっている。グリップ部にビットを入れられるドライバーってのは少なくないが、このドライバーの場合は収納容積が大きいってのがちょいとイイ。Snap-onは、この収納部に10本のビットを収納可能と言っているが、実際に試してみるともうチョイ、13〜14本程度のビットが入る。
|