

先代はオンダッシュ一体型だったが、05モデルではオンダッシュモニターと、1DINサイズの本体部が分離した。本体は1DINスペース以外でも、シート下、トランクルームなどに設置が可能 |
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液晶テレビ[ベガ]を思わせるようなモニターのデザインは秀逸。これほどまでにモニターデザインにこだわったカーナビも存在しない。明るめの配色だが、どんなクルマでも違和感なく設置できるはずだ |
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昨年春に発売された初代XYZは、オンダッシュ型の本体にモニターやHDD、などをすべて内蔵していた。このために「かなり重量感のあるボディ」となってしまい、ダッシュボード上に設置したときの見栄えがあまりよくなかったのも事実だ。
6月から発売が始まった2代目XYZは、モニター部と、HDDが納められた本体を切り離なされている。モニターデザインを極めるために、恐らくこのセパレート構成を採用したのであろう。その甲斐あってか、多くの人が待ち望んでいたであろうメソニーらしさモが奔放に発揮された、ナビモニターとして今まで見たこともないデザインが実現されている。
運転席や助手席から見て、まるで“地図の描かれた1枚のパネル”のように見えるモニターは、同社の液晶テレビ[ベガ]を彷彿とさせる。また、モニター外周の上下左右4箇所に、穴をあけることで、モニターの浮遊感を演出すると同時に、前方視界も確保、安全運転に貢献する。さらに、モニター背面、つまり、クルマの正面から見たデザインにも独自のこだわりをみせる。ネジ、スピーカーなどをメタルメッシュでカバーすることで、スッキリとしたリアビューを実現。また、モニター取付け台もこのモデルのために、新しくデザインされている。
6.5型VGAモニターが映し出す画面はとても美しく、街並みをそのまま映し出す「モーションストリートガイド」※は高架下をくぐる表示にも対応したほか、遠方にあるランドマークも表示。よりわかりやすい画面構成に進化した。
※NV-XYZ777EXに約10,000点の交差点を収録。NV-XYZ777はサンプル数箇所のみ収録 |