基本的には昨年モデルをリニューアルしたカタチとなるが、液晶モニターの色温度やバックライトの輝度を地上デジタル放送の視聴に適したレベルにするなど、細かな改良を施している
デジタルチューナーはかなり大型。後席用の液晶モニターを含め、ストラーダブランドとなっている。ハイダウェイのチューナーといえば「裏方」的な存在だが、初の車載製品だけあって、表に設置しても違和感のないデザインとなっている |
|
チューナーとモニターを合わせ、約20万円の投資でリヤエンタテイメント空間が手に入る。地上デジタル放送の画質は非常によく、目が疲れにくいのもポイント |
|
05夏モデルのストラーダ F-CLASS 最大のトピックは、別売のチューナーを組み合わせることによって、地上デジタル放送に車載モデルとして初めて対応したことだ。
デジタルチューナー接続用のD2端子は昨年発売の04モデルからすでに準備していたが、05モデルでは液晶モニターの色温度やバックライトの輝度をパナソニックの液晶テレビ『ビエラ』を目標に改善。とくに白色の再現性を向上させるなど、より鮮やかな色彩の表示を可能としている。
地上デジタル放送の画質は文句なし。ナビと同じくストラーダ・ブランドの液晶モニターもラインナップされており、簡単にリヤ席エンタテイメントを実現することができる。もちろん、リヤ用モニターもVGA。データ放送受信時には、細かい文字までくっきりとした表示で楽しめる。
デジタルチューナーとリヤ用モニターを合わせた場合、20万円程度の費用が必要となるが、走行中でも乱れることのない鮮やかな映像をもたらしてくれることを考えても、費用以上のメリットを実感できることは請け合いだ。 |