20数年前一大ブームを巻き起こした、ガンダムのプラモデル。そのガンプラが時を経て、驚くべき進化を遂げていることをみなさんはご存知でしょうか?
今、ガンプラは『スナップフィット』という、接着剤不要で組み立てられる設計になっていて、さらに多色成型で複雑なパーツの色分けも再現されている。子供のころ、憧れだった“かっこイイガンプラ”が、接着剤で接着しなくても、塗装をしなくても、誰でも見栄えよく作れてしまうのだ。模型製作用ツールも、人体や模型製作の環境に配慮した商品が開発されている。文房具と同じ感覚で手軽に塗装することができるガンプラ専用の『ガンダムマーカー』や、最近では、オレンジの皮に含まれるリモネンが主成分の人体にやさしい模型用接着剤も販売されている。
しかし、どんなにメーカーの努力で、革新的な商品やツールが生まれたとしても、作らない人にはその魅力は伝わらない。そこで重要になってくるのが体験型のアプローチである。広範囲に向けられた、メディアなどのアプローチに比べると、個人に向けてのアプローチは、効率が悪いととらえる人もいるかもしれない。しかし体験したことや、そのときの印象は深く心に残り、その後の行動に結びつくものだと思う。ホビー業界では、メーカーやメディア、ショップなどが中心となり、ホビー関連のイベント、模型ショップの店頭イベント、ガンプラコンテストなどに取り組んでいる。その結果、はじめて、あるいは再び模型に興味を持つユーザーが、ジワジワとではあるが着実に増えてきている。
ただ単に、プラモデルの箱を見ても、その中身を見ても、作らなければその面白さを実感できないように、カーナビにおいても実体験が重要である。もっと多くの人がカーナビの進化を体感できれば、今以上にドライバーは、自分にぴったりした的確なサポートをしてくれるカーナビを見つけられると思うのだ。 |
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モデラー オオゴシの本当の姿です。今やガンプラを一体作るのも、けっこう簡単にできてしまうんですよ
(C)yamashiroya/オオゴシ*トモエ
コレが簡単にできるポイント! スナップフィットといって、パチパチとはめて仕上げていくつくり
(C)yamashiroya
オレンジの皮が主成分の接着材が主流で、人体にもやさしい。昔の接着剤のように気持ちよく!? ならないのといっている人は誰ですかぁ?
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