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2003年冬版 真剣勝負のカーナビ選び
トレンド分析
ブランニューか熟成か
この冬は、新製品の動きがやや地味な印象を受ける。今回採り上げた全9機種のカーナビの中で、まったくのブランニューはイクリプス『AVN9903HD』とサンヨー『NV-HD500』の市販ナビ2機種とホンダ『オデッセイ』に純正搭載されたインターナビ・プレミアムクラブ対応の『リアカメラ付音声認識Honda・HDDナビゲーションシステム+プログレッシブコマンダー』のみとなる。

しかし、パソコンのような汎用ハードと汎用ソフトの組み合わせによる製品と違って、専用に近いハードとソフトによって構成されるカーナビは、前製品の流れを汲むビッグマイナー型新製品に、長年使い続けることが可能な熟成された使い勝手を見出すことが多いのも事実だ。
常に最新モデルを所有する
向上する使い勝手という面では、カロッツェリア『Air Navi』の“成長するナビ”の本質を見たような気がして唸らされた。このナビはご存知のように通信モジュールを内蔵して最新の地図に自動更新するナビゲーションなのだが、このアップデイト機能を利用してアプリケーションソフトウェアの使い勝手を良くしたり、新たな機能を追加したりすることが可能なのだ。もちろんサーバー側の地図や目的地データベースも更新されるので『Air Navi』のオーナーは常に最新型のナビを利用できるメリットがある。

昨年の秋に『Air Navi』を投入し、1年経った今でも積極的にアップデイトを行ってオーナーの声と技術者の夢に応えている。「参加して成長する」という新しい商品があることを証明して見せてくれたパイオニアの挑戦に頭が下がる思いだ。
自動車交通の革命が起こった
「参加して成長する」ナビのもうひとつの頂点は、言うまでもなくホンダ『オデッセイ』の純正ナビだ。交通渋滞情報をナビに取り込むVICSがサービス開始したのは96年4月。それから7年半、ユーザーだけでなくメディアの我われまでもが、パーフェクトとまでは思っていなかったが「これで充分」と満足していなかっただろうか。インターナビのスタッフは「安全で快適なドライブをサポートするための交通情報」の重要性を信じて貪欲に取り組んだ。

走行するホンダ車から情報を吸い上げる「フローティングカー」情報によるVICS非サポート道路の交通情報提供、過去7年余のVICS情報をデータベース化することによる渋滞予測による経路誘導はカーナビ分野のみならず自動車交通の革命である。

残念なのは、革命を実現したホンダ『オデッセイ』の発表時のホンダ福井社長のスピーチでも、あらためて福井社長が世界に向けてホンダをアピールした東京モーターショーでのプレスブリーフィングにおいても、オデッセイで成し遂げたインターナビの革命については触れられず、車高が低くなったことを強調していたことである。

先日、ホンダはオデッセイのスタート1ヶ月間の受注が目標の5倍、25000台に達したことを発表したが、その中でHDDナビゲーションの装着率は64%だという。充分に高い数字ではあるが、福井社長のメッセージと同様、販売の現場で渋滞予測ナビのアピールがきちんとなされていないとすれば、あとから気づく36%のオーナーはナビ装着を選ばなかったことを大いに後悔するのではないだろうか。
新しい商品企画
通信サービスには興味がない、というハードウェア派のカーナビ選びはどうであろう。

アルパイン春のニューモデルはオンダッシュタイプの『NVE-HD01』だったのに対して、この冬のニューモデルはインダッシュタイプの『INA-HD01』が登場した。

このモデルは一見、ただの派生モデルであって進化は期待できないような気がするがそうではない。両者は乗せ変えタイプと据え置き&システムアップタイプという明確な差別化が行われ、後者はそれにふさわしく甘えの一切ない商品に仕上がっている。端的にそれは、当然のジャイロ搭載や、スキーグローブをはめてのタッチパネルでもビクともしない高い剛性をもった筐体や、対応する同社のオーディオヘッドユニットと組み合わせることで可能になるCDリッピング機能に見ることができる。

オーディオとナビの組み合わせを選びつつ、それぞれを一体機のように連携させることができるユニットは実はこれまでなかった。しかも、それが安価に可能となれば「こういうナビが欲しかった」とひざを打つ読者は多いのではないか。私のように2dinスペースをまとめて取れない輸入車オーナーなどは必ずこのモデルが候補に挙がる。
ハイエンドへの意地
富士通テンは7機種もの商品ライナップを持つメーカーだが、近年は常に最上位機種が最量販をマークするハイエンド志向のユーザーに支持されているメーカーだ。イクリプス『AVN9903HD』は上の上を目指した現時点におけるカーナビハードウェアの頂点である。

我われが忘れがちなのは、2dinという限られたスペースで毎年ハードウェアの物量投入が行われていることだ。今回はナビ用7インチのディスプレイとオーディオ用の独立した操作ボタン&ディスプレイを押し込んでいるわけだが、従来のDVDドライブや2HDDなどはサイズダウンできないはずなので、他の部分でスペースを捻出しての搭載なのだ。それだけでなく3Dジャイロの初採用などナビの基本機能の向上にも手を抜いていない。富士通テン技術者の執念さえ感じられるハイエンドへの意地なのだ。

象徴的な機種を選んでの紹介となってしまったが、この冬モデルの特徴は他の5モデルに関しても最後の最後での作り手の思い入れが感じられる機種がそろっている。あわせて、熟成モデルは実売ダウンも期待できるのを忘れてはならない。三菱の『CU-H8000VP-2』などは定価23万円をオープン価格にしているし、カロッツェリア『DVD[楽ナビ]』は多数の機能を向上していながら1万円の価格ダウンを実現している。

真剣にカーナビを選ぶユーザーは、真剣に作られたカーナビを購入したい。それが後悔しないカーナビ選びへの最短ルートである。
《レスポンス編集長 三浦和也》
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