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パイオニア『AVIC-H09』に続くHDDナビのニューモデルはなかなか世に出てこなかった。
停滞していた流れが動いたのは2002年1月、ケンウッドが『HDZ-2480iT』を発表してから。ここから先は一気に加速し、4月にパナソニックが『CN-HD9000WD』を、5月にはアルパインが『NV8-N555』を相次いで発表。パイオニアも第二弾モデルの『AVIC-H99』を5月に発表し、追撃体制を整えている。
ケンウッド、パナソニック、アルパインの3モデルはHDDのみを搭載してパイオニア機の特徴となっていたDVD再生およびCDリッピング機能を切り落としている。そのかわり、ケンウッドは低価格、パナソニックは高精細VGA地図画面、アルパインはテレマティクスサービスというように各社それぞれの武器をまとっての夏のボーナス商戦となった。
さらに独創的なモデルが出てきたのは、この年の低価格オールインワンモデル。パナソニックはオンダッシュモニターに16GB容量のHDDを組み込んだ『CU-HDX300D』(youナビ)を11月に発売。同じく11月には20GB容量のHDDを2台搭載し、片方を地図データ用として、もう片方をリッピングした音楽データを収納するスペースとして使うという富士通テン『AVN9902HD』も発売されている。
まさに百花繚乱。ユーザーはバリエーションに富んだナビ選びが可能になった。しかしその裏で、販売成績は冷酷な審判を下す。その結果が2003年の商品展開に影響を及ぼすことになった。
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ハイパーコンビネーションCPUの高速処理で、5ルートの同時探索がわずか1秒で実現。HDDのメリットであるハイスピード検索が特徴
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発売開始:2002年2月
HDD容量:10GB
光学ドライブ:なし
CDリッピング機能:なし
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販売終了
ケンウッドの記念すべきHDDナビ第一号機で、当時は25万円で発売。現在は、後継モデルとして「HDZ-2570iTS」(実勢価格:26万円弱)をラインアップ
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6.5万色のグラフィカルな地図描写が特徴。また、走行済みルートを蓄積し、ルート探索に生かす「ドライブルートサーバー」を搭載
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発売開始:2002年5月
HDD容量:16GB
光学ドライブ:なし
CDリッピング機能:なし
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20万円−23万円
ナビ単体で19.8万円。7インチオンダッシュモニターセットで31.5万円の価格設定。実勢価格はオンダッシュモニターセットで20万円台前半を推移している
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アイシンAWとの共同開発モデル。マイドライブネットを通じて、携帯電話やカーナビ、パソコンからのデータを同期できる
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発売開始:2002年6月
HDD容量:16GB
光学ドライブ:なし
CDリッピング機能:なし
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22万円−25万円
本体価格は19.8万円とする一方で、8インチ/6.5インチの2タイプのモニターセットを設定。実勢価格は、6.5インチモニターのセットで販売されているケースが多い
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「P SIDE P表示」という画面分割機能の導入や、ドライブスケジューラー、ランドマークリタイタブル機能などを採用している
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発売開始:2002年5月
HDD容量:10GB
光学ドライブ:CD
CDリッピング機能:MP3
※DVD搭載モデル(AVIC-XH99)も設定
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販売終了
一号機の「AVIC-H09」のソフトウェア的なアップデートの感が強かった「H99」だった。現在ではハードウェアも一新された「AVIC-H9」に受け継がれている
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オンダッシュ型モニターにHDDを搭載した画期的商品。小型化と大容量化を両立し、低価格HDDナビのきっかけを作ったモデル
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発売開始:2002年11月
HDD容量:16GB
光学ドライブ:なし
CDリッピング機能:なし
※MP3のSDカード音楽データは再生可
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12万円−14万円
スペースをとらずに簡単設置できるコストパフォーマンスに優れた画期的モデル。メーカー価格17.8万円のところ、2割近い値引額で販売されているケースが多い
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HDDナビで最大容量を誇るモデル。地図用と音楽用のドライブをセパレートしている。モニターは高精細VGAを搭載
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発売開始:2002年11月
HDD容量:40GB
光学ドライブ:CD/DVD
CDリッピング機能:ATRAC3
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販売終了
多機能に走ったエポックメイキングなモデルだが、当時の価格は37.5万円。現在は機能面はそのままで、低コスト化をはかった「AVN8803HD」に踏襲されている
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モニターの立ち上げ方向を変えた「ザクション・メカ」搭載。タッチパネル使用時にもモニターがグラつかない工夫を施している
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発売開始:2002年10月
HDD容量:16GB
光学ドライブ:なし
CDリッピング機能:なし
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22万円−23万円
ケンウッド初のインダッシュモニター搭載機ということもあって、25万円の定価に近い実勢価格で販売されているのが実情だ
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