トヨタは、2004年8月23日に5代目となる200系ハイエースの販売を開始しました。2021年で14年目になる200系ハイエースは長きにわたりフルモデルチェンジされることなく、多くのユーザーから高い支持を得ています。ハイエース専用のホイールも用意されており、仕事で用いられる1ナンバー・4ナンバー、送迎などで用いられる3ナンバーなど活躍の場は広いです。自分の活躍の場に応じたドレスアップをすることも可能ですので、他のユーザーと差をつけるホイールを履かせることもできます。当記事でハイエースにピッタリのおすすめ社外品アルミホイールを見つけてみてはいかがでしょうか。
トヨタ・ハイエースとは?!仕事も遊びもこの1台で完結!
ハイエースは、ワンボックス商用車のベストセラーカーで、広い荷室が特徴的。エンジンと前輪は前列の下に置かれているためボンネットがなく、荷室を大きく確保しています。
ハイエースバンは全長が4,695mmの4ナンバーサイズに収まりながらも、荷室長は3,000mm。広い荷室は仕事だけでなく、自転車やサーフボードを積むことができるなど、趣味で使われることも多々あります。
ハイエースワゴンでは乗車定員10名以上のものもあり、大勢の乗員を乗せることもできることから、幅広く活躍できる車といえるでしょう。
ハイエースのアクセントになるタイヤ・ホイールにはいくつかの種類があり、ドレスアップをしてハイエースらしさを引き出すことができます。
そこで当記事では、数あるカスタマイズの中でも社外品の「ホイール」についてご紹介します。
トヨタ・ハイエースの基本スペック
トヨタ・ハイエースの社外品ホイールをご紹介する前に、まずはトヨタ・ハイエースの基本スペック・新車価格と、ホイールサイズについてみていきましょう。
トヨタ・ハイエース基本情報・スペック表・新車価格
駆動方式 | 2WD/4WD |
---|---|
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | "[スーパーGL/4ナンバー]4.695mm×1.695mm×1.980mm [スーパーGL/1ナンバー]4.840mm×1.800mm×2.105mm [DX/4ナンバー]4.695mm×1.695mm×1.980mm [DX/1ナンバー]4.695mm×1.695mm×2.240mm [グランドキャビン/3ナンバー]5.380mm×1.880mm×2.285mm [GL・DX/3ナンバー]4.840mm×1.880mm×2.105mm [コミューター2ナンバー]5.380mm×1.880mm×2.285mm |
車両重量 | "[スーパーGL/4ナンバー]1.930kg [スーパーGL/1ナンバー]2.040kg [DX/4ナンバー]1.830~1.860kg [DX/1ナンバー]1.870~2.020kg [グランドキャビン/3ナンバー]2.040kg [GL・DX/3ナンバー]1.930~1.970kg [コミューター2ナンバー]2.070~2.240kg |
最大乗車定員 | 3~14名 |
燃費(WLTCモード総合値) | "[スーパーGL/4ナンバー]12.4lm/L [スーパーGL/1ナンバー]12.2km/L [DX/4ナンバー]13.0km/L [DX/1ナンバー]12.4km/L [グランドキャビン/3ナンバー]9.5km/L [GL・DX/3ナンバー]9.6km/L コミューター2ナンバー]11.8km/L" |
最小回転半径 | 5.0~6.3m |
総排気量 | 1.998~2.754cc |
エンジン最高出力 | "[2.800ccディーゼル]111kW(151PS)/3.600r.p.m [2.700ccガソリン]118kW(160PS)/5.200r.p.m [2.000ccガソリン]100kW(136PS)/5.600r.p.m" |
エンジン最大トルク | "[2.800ccディーゼル]300N・m(30.6kgf・m)/1.000~3.400r.p.m [2.700ccガソリン]243N・m(24.8kgf・m)/4.000r.p.m [2.000ccガソリン]182N・m(18.6kgf・m)/4.000r.p.m |
燃料タンク容量 | 70L |
新車価格 | 2.347.000~3.994.000円 |
※情報は2021年3月現在のものです
足回り(ホイールサイズ・タイヤサイズ)
■トヨタ・ハイエース
仕様 | ホイール素材 | ホイールサイズ | タイヤサイズ |
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全車種 | スチール | 15インチ | 195/80R |
トヨタ・ハイエースの新車購入時のホイール
ハイエースを新車で購入した際は、以下のようなホイールが装着されています。
トヨタ・ハイエース
![195/80R15タイヤ&15×6.0Jスチールホイール[全車種]](img/carlineup_hiacewagon_grade_grade1_01.jpg)
195/80R15タイヤ&15×6.0Jスチールホイール[全車種]
トヨタ・ハイエースにおすすめの社外品ホイール
ではハイエースに良く似合うアルミホイールについてみていきましょう。
レイズ【チームデイトナ M9 BLACK EDITION】

チームデイトナってどんなブランド?
レイズの中でもオフロード系デザインの豊富に揃えているチームデイトナ。オフロードを力強く駆け抜けるデザインは、ボディが大きなハイエースとのマッチングはバッチリといえるでしょう。

チームデイトナM9 BLACK EDITIONはこんな人におすすめ!
チームデイトナM9 BLACK EDITIONは、ハイエースはベースが貨物モデルであることから、足もとに剛性感をもたせたい方におすすめです。
メッシュデザインが特徴で、ディスク面をフラットに近いデザインに仕上げています。
「TEAM DYTONA」のロゴが刻まれているフランジ部分の存在感はもちろんのこと、ディスク面の外周部が大きく落ち込んだデザインを施すことで立体感を演出。
フランジ部分に施されたビードロック調のデザインにドリルド処理を加えることで、ビードロックのボルトを模しています。
ハイエースの足もとを力強く剛性感をもたせたい方は、チームデイトナM9 BLACK EDITIONを検討してみてください。
レイズ【チームデイトナ M9 BLACK EDITION】の詳細はこちら »レイズ【A・LAP-07X】

A・LAPってどんなブランド?
A・LAP(as light as possible=出来るだけ軽く)は、レイズの得意な鍛造製法を使ったブランド。
鍛造による軽さと高剛性を合わせたモデルで、ハイエースに大径ホイールを装着させたい方は見逃せません。

A・LAP-07Xはこんな人におすすめ!
チームデイトナM9 BLACK EDITIONは、ハイエースはベースが貨物モデルであることから、足もとに剛性感をもたせたい方におすすめです。
A・LAP-07Xは、ハイエースに大径ホイールを装着させたい方、足もと高級感をもたせたい方におすすめです。
ツインスポークはセンターでひとつになり、ホイール全体の一体感を生み出しています。
さらにセンターに刻まれたブランドロゴは高級さを感じさせるのです。
リム側で大きく湾曲するスポークは、ホイールの立体感を演出します。
ハイエースの足もとに大径ホイールで高級感をもたらしたい方はA・LAP-07Xを検討しましょう。
レイズ【A・LAP-07X】の詳細はこちら »レイズ【Gram Lights AZURE 57BNX】

Gram Lightsってどんなブランド?
レイズでは鍛造のボルクレーシング以外に、ここでご紹介する鋳造のグラムライツがあります。走りを感じさせるスポーティさを実現できるモデルがグラムライツです。

Gram Lights AZURE 57BNXはこんな人におすすめ!
Gram Lights AZURE 57BNXは、スポーティさを前面に押し出したい、ドレスアップ感を表現したい方におすすめです。
6穴仕様のハイエースに装着できるY字形状の6本スポークを採用しためずらしいホイール。
スポークがナットホールを両側から挟み込むような形状をしており、センターまでスポークを伸ばしているのが特徴的です。
リムへ伸びるスポークも立体的で存在感をアピールしています。
スポーティさ、上質さを表現したい方は、Gram Lights AZURE 57BNXを視野に入れましょう。
レイズ【Gram Lights AZURE 57BNX】の詳細はこちら »レガンス【バックギャモン】

レガンスってどんなブランド?
ハイエースユーザーであれば多くの方が知っているレガンスブランド。
100系ハイエース時代からエアロパーツをリリースするとともに、現在ではカスタムテイストに合わせたホイールもラインナップしており、スタンダードモデルとして人気が高いのがバックギャモンです。

バックギャモンはこんな人におすすめ!
レガンスの中でも、バックギャモンはハイエースの足もとに立体感をもたらし、ホイールの存在感を押し出したい方におすすめのホイールです。
6穴対応デザインでナットホールを両側からツインスポークで挟んでいるのが特徴的。
スポークのリム側は切削麺を施し、ホイール外周部にアイキャッチを作り上げています。
リムフランジから一度立ち上がったスポークは、エッジを設けてセンターキャップに落ち込むという立体感を表現。
立体感を演出しながらホイールの存在感をアピールしたい方はバックギャモンに注目してください。
レガンス【バックギャモン】の詳細はこちら »MID【ナイトロパワー M10 PERSHING】

ナイトロパワーってどんなブランド?
MIDの中でも、力強さを前面に押し出したデザインをしているのがナイトロパワー。
オフロード感があふれ出ているだけでなく、アメリカテイストが好みの方は注目すべきホイールです。

ナイトロパワー M10 PERSHINGはこんな人におすすめ!
ナイトロパワー M10 PERSHINGは、ハイエースにクロカン4WDの雰囲気を強く漂わせたい方におすすめです。
センターから伸びる10本のスポークは、地面をがっちりつかむ迫力を感じさせます。
大きく落ち込むセンターサークルの中央部に突き出したセンター部は、大きな存在感を示しているのです。
リムではテーパーを利かせることで立体感を生み出しています。
ハイエースの足もとを力強く仕上げたい方は、ナイトロパワー M10 PERSHINGを視野に入れてみましょう。
MID【ナイトロパワー M10 PERSHING】の詳細はこちら »MID【ナイトロパワー M28 BULLET】

ナイトロパワーってどんなブランド?
MIDの中でも、剛性さが強く押し出されているのがナイトロパワー。ワイルドなホイールを求めている方は見逃してはいけません。

ナイトロパワー M28 BULLETはこんな人におすすめ!
ナイトロパワー M28 BULLETは、スクエアなボディをしたハイエースの足もとにも十分なインパクトを表現したい方におすすめです。
センターに交点を設けた独特なツインスポーク形状をしており、交点付近でスポークトップ面より折り返し角度がつけられています。
リムとの接合面をみるとスポークのデザインがそのままリムフランジへとつながっているのです。
センターは6穴を内包しながら大型の凹面をもち、センターのデザインを大きく盛り上げることで存在感を強調しています。
大きなハイエースなボディに、存在感のあるホイールを装着させたい方はナイトロパワー M28 BULLETを検討してみてください。
MID【ナイトロパワー M28 BULLET】の詳細はこちら »エセックス【EL-16 ver.1 2ピース】

エセックスってどんなブランド?
ハイエースのカスタムを行なっているCRSのオリジナルブランドとして立ち上げられたのがエセックス。オフロード系のホイールをお探しの方は注目してみましょう。

EL-16 ver.1 2ピースはこんな人におすすめ!
EL-16 ver.1 2ピースは、多彩なカラーリングを楽しむとともに、重厚感を味わいたい方におすすめです。
ELシリーズは、大きく湾曲した6本スポークが特徴で、ハイエースへのマッチングに適しています。
ディスク外周部をブラックとしたことで、よりコントラストの強調がなされているのです。
センター部分の凹面になっていることで立体感を演出し、より存在感を示すことができます。
ハイエースをどっしり見せるために重厚感のあるホイールをお探しの場合は、EL-16 ver.1 2ピースを視野に入れましょう。
エセックス【EL-16 ver.1 2ピース】の詳細はこちら »エセックス【EX-16】

エセックスってどんなブランド?
エセックスを手がけるCRSは、外装パーツ、足回りパーツのほか、高品質なインテリアパーツなどをラインアップしています。
ハイエースのカスタムパーツを手がけていることから、CRSだけでカスタムを完成させることが可能です。

EX-16はこんな人におすすめ!
EX-16は、オフロード系に加えてリフトアップスタイルや、アウトドア志向のホイールをお求めの方におすすめです。
12本スポークを採用し、オフロードでの力強さを演出するだけでなく、センター付近は歯車を感じさせるデザインに仕上がっています。
リムにはピアスボルトが採用され、ビードロック風のデザインが施されているのです。
エッジを立てることで立体感を生み出す演出も施されています。
ハイエースのリフトアップや、アウトドアでの使用を中心にお考えの方はEX-16を検討に入れるほかありません。
エセックス【EX-16】の詳細はこちら »エセックス【ENCB-16】

エセックスってどんなブランド?
ハイエースの足もとを知り尽くしたエセックス。ハイエースの専用モデルを豊富に取り揃えているブランドですので、探していたホイールを見つけることができます。

ENCB-16はこんな人におすすめ!
ENCB-16は、往年のファンが存在しているようにネオクラシックさをもたらしたい方におすすめです。
バナナスポークデザインが特徴的で、丸々とした10本のスポークがENCB-16を印象付けています。
ラウンドした形状や、センターからリムへ向かう湾曲したフォルムはクラシカルさを感じさせます。
リムの深さをギリギリまで確保して立体感を表現しているところも見どころです。
ハイエースの足もとをクラシカルにデザインしたい方は、ENCB-16を検討することをおすすめします。
エセックス【ENCB-16】の詳細はこちら »ギブソン【CAMYURA(カミュラ)】

ギブソンってどんなブランド?
ハイエースのエアロパーツ、ホイール、足回りなど、幅広くラインナップしているギブソン。
スポーツ指向のパーツや、レジャー志向の製品開発も行なっているため、幅広いジャンルのパーツを探したい方は注目してください。

CAMYURA(カミュラ)はこんな人におすすめ!
CAMYURA(カミュラ)は、ハイエースの足もとをスポーティに完成させたい方におすすめです。
細身のスポークは7本という奇数本数をデザインとしており、粗すぎることもなく、密集しすぎることもないデザインが特徴です。
スポークはリムからはみ出すオーバーデザインとなっており、間近でみるとインパクトの大きさに衝撃を受けます。
ハイエースにスポーティさをもたらしたい方は、CAMYURA(カミュラ)を検討しましょう。
ギブソン【CAMYURA(カミュラ)】の詳細はこちら »最後に
今回の記事をお読みいただいて、ハイエースに合うホイールが、数多くあることがお分かりいただけたと思います。
ハイエースは重厚で立体感のあるホイールが人気ですが、スポーティなデザインをしたホイールもマッチングするなど、幅広いホイールの選択肢があるのです。
今回の記事を参考に、あなたのイメージに合うホイールを探していただき、個性あるハイエースに仕上げてみてはいかがでしょうか。
※本記事の装着写真は参考イメージとなります。車両のホイールマッチングについては、お近くの販売店などへご相談くださいませ。
今回使用した作業工具

アルミホイール交換の安心・安全性の向上と共に作業効率を劇的にアップさせる工具を導入しました!一つは『BLITZ RACING CROSS WRENCH Ver.2(4,950円)』。標準的なナット(ボルト)サイズの、17/19/21mm対応ソケットを装備していて、分解することで持ち運びや収納の際に非常にコンパクトなサイズを実現するクロスレンチです。もう一つは『BLITZ TORQUE WRENCH(6,600円)』。DIN ISO 6789&ASME B107.300-2010に準拠したトルク基準に適合したトルクレンチで、確実な締め付けトルクの管理と標準的なホイールナットの脱着に必要なソケット類を装備しています。使い勝手の良いのはもちろんのこと高級感あふれる仕上げになっています。
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