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ともに一流ブランドのオーディオを装備する両車。はたして、それぞれのブランドにふさわしい“音”を表現しているのか。そしてその“音”はクルマにどれだけの価値を与えているのだろうか。
アテンザ:クリック

「LEGACYマッキントッシュサウンドシステム」が装着可能なのは、2.0GT/2.0GT spec.B/2.0Rの3グレードのみ。これらのグレードは6連装CD+MDの「LEGACYプレミアムサウンドシステム」が標準装備なので、マッキントッシュサウンドシステムのオプション価格は、差額の15万円となる。

ここでいうマッキントッシュは、パソコンの「マック」とはもちろん無関係。1949年にフランク・マッキントッシュ氏によって設立された「マッキントッシュ・ラボラトリー」という高級オーディオブランドのことである。

マッキントッシュの音は、レガシィの走りと同様、練りこまれたナチュラルさにあふれている。ポテンシャルが高いパーツを高い次元でバランスさせ、音の継ぎ目が見えなくなるほど磨き上げる、そんなサウンドだ。すべてのジャンルの音楽が澄んでいる。

パワーと透明感が同居するのは、低音域の余裕によるものだろう。アテンザが苦手だったシンフォニーでは、ボリュームをどんどん上げていっても破綻しない低音域、つまりどのスピーカーもビビらず、アンプは解像度を失わない低音を供給してくれる。

中高音域はプレーヤーの息づかいまでも感じさせる表現力を得ている。何の演出もない、原音に近づくためのクオリティを追い求めた本格派の音だ。

マンション住まいの身には到底かなわない大音量で、オーケストラを聴いてみた。すると聞こえてくる。チャイコフスキーやマーラーのスコアに埋め込まれた、リズムとメロディ以外のパートの動きが聞き取れ、ポリフォニーの正体に迫ることができるのだ。マーラーの第3交響曲は約100分におよぶ。100分走るとどこまでいけるだろうか。質の高い走りと音楽とともにどこまでも走り続けたい、そんな誘惑に駆られる。

市販されているマッキントッシュのカーオーディオは、ヘッドユニットだけでも15万円からという高級ブランドである。6連装CD+MDヘッドユニットと、別体のパワーアンプ、スーパーウーハーを含む13スピーカー、マッキントッシュとスバルによるサウンドチューニングがセットになったLEGACYマッキントッシュサウンドシステムは、本格カーオーディオをリーズナブルに楽しむことができるレガシィオーナーの特権だ。もしあなたがオーディオに興味がなくても、音楽を楽しむ趣味があるならば、この権利を行使しない手はない。
《三浦和也》

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