2023年度に国内の自動車市場では、最も売れた新車が、ホンダの軽自動車『N-BOX』で、3年連続で首位をキープしたそうだ。
・ホンダN-BOXが3年連続首位 ・新型モデルの発売が販売を後押し ・トヨタ車がランキング上位に多数
・ホンダN-BOXが9年連続1位 ・スズキ・スペーシアが大幅増で2位 ・ダイハツ・タントは出荷停止影響で3位
・軽自動車販売、2年ぶりマイナス ・スズキ、18年ぶりに販売トップ ・ダイハツは認証不正影響で2位に
・ダイハツ、生産停止で販売大幅減 ・スズキは販売台数トップ増加 ・軽自動車全体は4か月連続マイナス
競馬の重賞レースに例えると、先行していた1番人気の本命馬が、直線手前の第四コーナーで落馬して曲がり切れずに大失速したため、二番人気の対抗馬が抜け出してそのままゴールを駆け抜けたようなものだろう。
・ダイハツが83.9%減で販売台数激減 ・スズキが軽自動車販売でトップに ・軽自動車全体の販売も減少傾向
1月のダイハツ工業の軽自動車『タント』の販売台数が、前年同月比66%減の4849台。1カ月ほど前の2023年12月は総合ランキングで3位という売れ筋の車種だったが、23位と順位を大幅に下げてしまったという。
日本の自動車産業の信頼を損ない、自動車の認証制度の根幹を揺るがすようなトヨタ自動車グループによる相次ぐ不正行為の報いが、あからさまに新車の販売台数などにはね返ってきたようだ。
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会は1月11日、2023年(1~12月)の車名別新車販売台数(速報)を発表。ホンダ『N-BOX』が前年比14.4%増の23万1385台を販売し、2年連続トップとなった。
全国軽自動車協会連合会は1月11日、2023年(1~12月)の軽四輪車通称名別新車販売台数(速報)を発表。ホンダ『N-BOX』が前年比14.4%増の23万1385台を販売し、9年連続トップとなった。
全国軽自動車協会連合会は、2023年(1~12月)の軽二輪車(126~250cc)新車販売台数を発表。前年比0.5%増の7万1648台で2年ぶりのプラスとなった。
全国軽自動車協会連合会は1月5日、2023年(1~12月)の小型二輪車(251cc~)新車販売台数を発表。前年比9.7%減の9万1089台で5年ぶりのマイナスとなった。
全国軽自動車協会連合会は1月5日、2023年(1~12月)の軽自動車新車販売台数(速報)を発表。前年比6.5%増の174万4919台で5年ぶりのプラスとなった。
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会は10月5日、2023年度上半期(4~9月)の車名別新車販売台数(速報)を発表。ホンダ『N-BOX』が10万0409台を販売し、2年連続トップとなった。