3月28日から東京ビッグサイトで始まった第41回東京モーターサイクルショーには、パーツやグッズのブースも多数ある。そのひとつが米国SHORAI INC.の日本法人であるSHORAI JAPAN(ショーライ・ジャパン)だ。
米グリーン・オートモティブ・カンパニーは、英国子会社が小型EV『Mia』の販売開始を発表した。
今後4年間で20億本の電池を供給する契約を結んだパナソニックとテスラモーターズ。19日、パナソニックオートモーティブ&インダストリアルシステムズ社技術本部の生駒宗久主席技監が会見し、今後、国内2拠点で増産に対応することを明かした。
東芝は、経済産業省と中国国家発展改革委員会から、6件のプロジェクトについて「日中省エネ・環境ビジネス推進モデルプロジェクト」に認定されたと発表した。
日本ガイシは、リチウムイオン電池やキャパシタの電極板、セパレータなどの乾燥工程の時間を従来の方法に比べて半分以下に短縮し、乾燥炉のエネルギー効率を大幅に高める波長制御乾燥システムを開発した。
この1月18日から20日にかけて東京ビッグサイトで開催された「オートモーティブワールド」では、将来性のあるEVの要素技術が多数展示された。今回はこれらのイベント取材から、2012年のEV開発の方向性を読み取っていきたい。
動車両用電池のメジャーサプライヤーといえば三洋電機、パナソニック、GSユアサ、日産・NEC系のオートモーティブエナジーサプライなどの名が挙がるが、その分野で最近、東芝が存在感が増している。
「現代社会は人口増、エネルギー枯渇、地球環境問題のトリレンマ(三重苦)を抱えている。ホンダが目指しているのは、その中で自由な移動の喜びと持続可能性を実現するクルマ作りです」
急速充電器を普通に使えるようになるには、クルマ側のさらなる技術革新が不可欠だ。現時点での急速充電のスピードは、30分で容量の80%程度というのが標準的なところ。
ビジネスソリューションで要求されるEVの高いバッテリー技術に焦点を当て、開発者インタビューや試乗会・発表会などの取材を交えつつ、4回にわたり「EVバッテリー レポート」として連載する。