第64回フランクフルトモーターショーは、90を超える世界初公開モデルで賑わったが、ふと筆者が気になって顔をだした小さなスタンドがある。自動車メーカーではない。模型メーカー『ヘルパ』のスタンドである。
ドイツのヘルパ・ミニチュアモデッレ社は『トラバントnTコンセプト』を初公開。同車は1957年に旧東ドイツで誕生した『トラバント』を、EVとして甦らせたモデルだ。
ドイツのヘルパ・ミニチュアモデッレ社は15日、『トラバントnTコンセプト』を初公開した。同車は1957年に旧東ドイツで誕生した『トラバント』を、EVとして甦らせたモデル。フランクフルトモーターショーのブースには多くの報道陣が詰めかけ、関心の高さを示していた。
『トラバント』といえば、ちょうど20年前の1989年、ベルリンの壁が崩壊したとき、東ドイツ側の人々が歓喜とともに西側に乗りつけたことで有名になった。そのトラバントが電気自動車に変身し、17日から一般公開されるフランクトモーターショーで復活する。
トヨタ自動車は、文化施設であるトヨタ博物館で、12月8日から2008年3月23日まで、企画展「初公開・収蔵車展」を開催すると発表した。
シンプルで素朴なデザインが注目されている旧東ドイツグッズ(プロダクト)。ドイツ・ベルリンにある「intershop 2000」では今でもそれらを手に入れることができる。自動車『トラバント』グッズなど、他ではなかなかお目にかかれないものも。