自動車鋳物が発表した2006年4−12月期の連結決算は売上高が前年同期比33.8%増の380億円となった。
自動車鋳物は、2007年3月期連結決算業績見通しを上方修正した。売上高は454億円を見込んでいたが、502億円に上方修正した。経常利益は24億円から26億円に上方修正した。最終利益は11億円と前回発表を据え置いた。
自動車鋳物は、連結子会社のいすゞキャスティックとジックマテリアルと合併することで合意したと発表した。合併後の新会社名は「アイメタルテクノロジー」に変更する。
模様眺め気分が強まり、全体相場は3日続落。円高が進行したが、自動車株は総じてしっかり。自動車鋳造部品大手の自動車鋳物を連結子会社にすると発表したいすゞが、10円高の470円と反発。
いすゞ自動車と自動車鋳物は、いすゞグループ鋳造関連企業の再編で合意したと発表した。自動車鋳物といすゞの100%子会社のいすゞキャステックは、両社の取締役会議の決議に基づいて006年3月31日で、株式交換契約を締結した。
米国株高に公的年金の買いに対する観測が加わり、全体相場は続伸。自動車株は高安まちまちとなった。いすゞは商いを膨らませ、同社向け鍛造部品を製造する自動車鋳物も人気化。