スバル(富士重工業)が5月22日、タカタ製エアバッグの不具合により、日本国内で届け出たリコール(回収・無償修理)。このリコールが米国にも波及した。
ゼネラルモーターズは、富士重工業との提携の解消に伴って、今後自社の活動と資源をアジア太平洋地域の高成長市場と他の戦略的提携関係パートナーとに改めて集中させると発表した。サーブ『9-2X』以外の富士重との共同プロジェクトは解消する。
GMが所有していた富士重工株を手放したことで、もっとも影響を受けそうなのがスバルのプラットフォームや技術提供を受けていたGM傘下のサーブブランドだ。スバルとサーブとの提携のいくつかを白紙に戻す必要が生じている。
スバル『インプレッサWRX』ベースのサーブ、『9-2X』に続き、2台目のスバル=サーブ共同開発車が登場する予定だ。アメリカのマスコミでは、こうしたクルマに「SAABARU」(サーバル)なるニックネームをつけ、今後の予想に想像を逞しくしている。
年初のロサンゼルスオートショーではエントリーモデル『9-2X』を御披露目するなど、北米での車種拡大を積極的に展開するサーブは、ニューヨークオートショー(ニューヨークモーターショー)では初のSUVモデル『9-7X』を発表した。
年初のロサンゼルスオートショーではエントリーモデル『9-2X』を御披露目するなど、北米での車種拡大を積極的に展開するサーブは、ニューヨークオートショーでは初のSUVモデル『9-7X』を発表した。
富士重工業は、スウェーデンのサーブオートモービルと共同開発した北米専用車サーブ『9-2X』の生産を富士重の群馬製作所矢島工場で開始したと発表した。12日に量産初号車のラインオフ式を行った。
スバル『インプレッサ』の骨格を流用したサーブの小型モデル、『9-2X』は、集まった自動車ジャーナリストに大きな驚きを与えていた。フロントマスクはともかく、後部のデザインなど「スバルそのもの」といった感想が多く聞かれた