日野自動車は8月30日、小型トラック用エンジンの認証業務をトヨタ自動車に協力を依頼すると発表した。
日野自動車は8月30日、エンジン認証不正問題を受け発足した「信頼回復プロジェクト」の一環として、「パワハラゼロ活動」を立ち上げた。
日野自動車は8月30日、一連のエンジン認証不正問題を受け、業務や組織の抜本的改革を目指す「信頼回復プロジェクト」発足させた。
日野自動車は8月24日、CJPT(コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジー)からエンジン認証試験の不正問題を踏まえ除名されたことに関して「今回の決定を大変重く受け止めている」とのコメントを発表した。
巷では悪行を繰り返す子に対して親が勘当を宣言し、親と子の縁が絶たれるという“家庭崩壊”の話はよく耳にするが、同業他社が集まって設立した共同出資会社が、不正行為が発覚したメンバー企業に対して、前代未聞の厳しい除名処分を下すという例はめずらしい。
コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ(CJPT)は8月24日、日野自動車が起こした認証試験不正を踏まえ、CJPTから日野を除名すると発表した。
中型や大型のトラック・バス向けエンジンの排ガスや燃費試験のデータ改ざんが相次いで発覚し、存亡の危機にさらされている日野自動車で、今度は小型トラック用のエンジンでも新たに不正が見つかったという。
10年以上前から「日本は完成車OEMが多すぎるのではないか」という議論がある。国内外では主要サプライヤーの再編統合が進み、OEMもVWグループやステランティスなど資本提携に夜の再編の動きが顕著だ。日本もこれに近い動きが進んでいるように見える。
国土交通省は8月22日、日野自動車に対する立ち入り検査で新たな不正を確認するとともに、引き続き日野に対する調査を実施して結果に基づき、厳正に対処すると発表した。
日野自動車は8月22日、エンジン認証不正問題について、排出ガス劣化耐久試験に関する追加の不正行為があったと発表した。排出ガス測定の測定回数が不足している測定点があったという。
コベルコ建機は8月2日、日野自動車が発表した産業機械用エンジンの出荷・供給停止措置を受け、該当するエンジンを搭載する建設機械の新規受注を当面の間、停止すると発表した。
「上意下達の気風が強すぎ、できないことをできないと、上に物を言えない風通しの悪い組織になっている」
経済産業省は8月2日、日野自動車に対して、排出ガス・燃費性能試験に関する不正行為について事実関係の究明や顧客・取引先への適切な対応、対外的な説明、原因の徹底究明と再発防止策の実施を改めて指示したと発表した。
日野自動車は、2022年3月4日に公表した認証不正問題について、外部有識者で構成される特別調査委員会に調査を委嘱していた。このたび調査報告書を受領し、8月2日、今後の対応と併せて関係省庁に報告した。
国土交通省は8月2日、日野自動車から排出ガス・燃費性能試験での不正に関して調査結果の報告を受けたと発表した。