国土交通省が4月20日発表した2021年度(2021年4月~2022年3月)のリコール総届出件数は前年度と比べて15件マイナスの369件だった。2年連続で減少した。
いすゞ自動車は、小型トラック『エルフ』など3車種について、エンストしてしまうおそれがあるとして、国土交通省にリコールを届け出た。
各紙の社会面などに取り上げられる自動車のリコール(回収・無償修理)や不具合の情報が相次いでいる。
トヨタ自動車は4月13日、『ノア』『ヴォクシー』など7車種について、ディスプレイオーディオに不具合があるとして、国土交通省へ改善対策を届け出た。
日産自動車は4月14日、『セレナ』e-POWER車について走行不能になるおそれがあるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2019年7月12日~2022年1月19日に製造された7万8964台。
トヨタ自動車は4月13日、『シエンタ』ハイブリッド車のエンジンに不具合があるとして、国土交通省に再度リコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2015年5月7日~2022年3月12日に製造された25万9991台。
トヨタ自動車は4月13日、『ハリアー』など11車種について、横滑り防止装置(VSC)およびボディに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
オーストラリアの連邦裁判所が、トヨタ自動車がオーストラリアで販売した一部の車両について、ディーゼル車向けの粒子状物質低減装置(DPF)に「欠陥」があったことを認定したという。