新型コロナウイルスの感染爆発に怯えながらも異例ずくめの「東京五輪・パラリンピック」が強行開催されたのが、今となっては遠い昔のような気がするが、自動車業界にとってもいろいろあり過ぎた2021年(令和3年)が間もなく幕を閉じる。
「数年に一度」レベルの強い寒気に伴う記録的な大雪のため、滋賀県彦根市の国道8号では、立ち往生で車が数キロにわたり列をなし、1時間に1キロも進まない最悪の状況が続くなど、目的地に行くのを諦め、沿道のコンビニの駐車場で夜を明かしたドライバーもいたという。
大きさや量などを表現するのに「○○年に一度」などと、よく使うことがあるが、今回の日本海側を中心に大雪を降らしている強い寒波を「数年に一度」と呼んでいるそうだ。
「心安きは不和の基」とのことわざもあるが、日本製鉄が、ハイブリッド車(HV)のモーターなどに使う特殊鋼材の特許権を侵害されたとして、トヨタ自動車と中国の宝山鋼鉄に次いで、総合商社の三井物産にも特許権侵害の差し止めを求めて東京地裁に提訴したそうだ。
またしても日本のものづくりの信頼を失わせるような不祥事が明らかになった。日立製作所子会社でホンダも出資している自動車部品メーカー、日立Astemo(アステモ)が、検査の未実施やデータの改ざんなどの不正があったと発表した。
桁外れの富豪を「億万長者」と呼ばれているが、どうもこの人には「兆」がいくつも並ぶ「兆億万長者」のほうがふさわしいようだ。
年の瀬が迫っての突然の転籍要請には、居てもたってもいられなくなるほどに不安にかられたまま、新しい年を迎えざるを得ない心境だろう。タイヤ国内最大手のブリヂストンが、2023年12月期までに世界で60工場を閉鎖
「自動車業界は100年に一度の大変革」とも言われて久しいが、たしかに「時代は変わった」と、思い知らされるのが、中国の自動車大手が日本の本土初上陸ではないだろうか。
高齢ドライバーの交通事故対策の一環として、2022年5月から導入する「安全運転サポート車(サポカー)」限定免許で運転できる車両について、警察庁が対象車となる条件を決めたという。
年の瀬が迫ってくると、今年1年を総括する意味で活躍した人物や優れた商品などを表彰するニュースが相次いでいるが、きょうの各紙のスポーツ面にも、今季のプロ野球のタイトル獲得者らを表彰するNPBアワーズの授賞式の模様を取り上げれている。
「みなさんご覧ください。さらなる、トヨタのバッテリーEVラインナップです。私たちの未来のショールームへようこそ!」。
年末の恒例となっている2021年の世相を表す「今年の漢字」が「金」に決まったという。日本漢字能力検定協会が全国から募集した22万3773票の中から最も応募が多かった一文字を選んだもので、「清水の舞台」で知られる京都の清水寺で発表された。
「オンライン受講」などと掛け声だけは悪くもないが、果たしてどこまで利便性の向上につながるのかはわからない。
歳末のかき入れ時に、一体全体何が起こったのだろうか。三菱自動車が岡山県の水島製作所で生産している軽自動車『eKスペース』『eKクロススペース』の生産・販売を12月3日から一時停止していることがわかったという。
“奇策”だったのか、それとも“凡策”だったのか、その判断は分かれるところだが、今夏、強行開催された東京オリンピックの交通渋滞緩和のひとつとして、首都高速道路の通行料金が通常料金に「1000円上乗せ」されたことは、記憶に新しい。