電車に乗る時、人は駅で乗って、降りる時は駅で降りる。電車は車庫から出てきて駅で人を乗せ、降ろすと車庫へ帰って行く。これが普通で、一般の人が電車の車庫に入ることはあまりない。ところが、社外の一般人に車両基地を見せる回数が増えているのが、関東の京成電鉄だ。
京成電鉄の新型車、3100形が初めて芝山鉄道の芝山千代田に入線し、ツアー参加者は折り返し東成田で下車すると、東成田が「成田空港」の駅名だった当時使われて、現在は旅客の乗降がない旧スカイライナー専用ホームを見学した。
ミステリートレインの行き先はまだ行ったことのない駅、ミステリツアーの乗客は、今は使われていない古いホームに降り立った。京成グループの京成トラベルサービスは、京成電鉄の後援で5月22日に「京成線ミステリーツアー」を開催した。