1月31日から2月2日まで幕張メッセで行われたアウトドアの趣味や遊びを提案する展示イベント、「ジャパンキャンピングカーショー2020」。ここには大型で本格的なキャンピングカーだけでなく、ユニークなコンパクトモデルもディスプレイされていた。
ジャパンキャンピングカーショー2020のホワイトハウスブースでは、ホンダのコンパクトカー『フリード+(プラス)』をベースに仕立てたキャンピングカー「FREE STYLE(フリースタイル)」が展示されていた。
1月31日から2月2日まで、千葉県の幕張メッセにおいて「ジャパンキャンピングカーショー2020」が開催された。日本RV協会によれば、2005年には約5万台だったキャンピングカーの国内保有台数が、現在では11万台を超えるそうだ。
キャンピングカー市場が成長を見せる中で、国内では「一見キャンピングカーには見えない」モデルが人気を集めている。今年で30周年のを迎えたバンテック新潟はミニバンベースの車中泊仕様車『MR』記念モデル等を展示した。
ケイワークスがアパレルのBEAMSとコラボレーションして提案するトレーラーハウス「TRAILWORKS 520 HAPPY OUTSIDE BEAMS」がジャパンキャンピングカーショー2020ケイワークスブースで注目を集めた。
ジャパンキャンピングカーショー2020では、タイヤメーカーのミシュランもブースを出展した。タイヤに加えて、ガイドブック、オリジナルグッズを紹介していた。
ジャパンキャンピングカーショー2020のVANTECH(バンテック)ブースではフラッグシップ『V670』が展示された。同社が多くベースに採用するトヨタ『カムロード』(キャンピングカー用シャーシ)ではなく、フィアットのバン、『ドゥカト』をベースにしている。
バンコンバージョンタイプのキャンピングカービルダーとして多くのファンがいるトイファクトリー。ジャパンキャンピングカーショー2020にはトヨタ『グランエース』ベースのコンセプトモデルを出展し、話題豊富だ。
パナソニックのカーナビ、ストラーダF1Xシリーズは、大型画面でハイエースに取り付け可能だ。10V型という大きいサイズでハイエースに装着可能なナビはあまり多くない。車格に合わせて大画面ナビがほしい人は気になる製品だ。
パイオニアのブースには通信モジュール搭載のサイバーナビが展示されていた。このナビの特徴は、車内をWi-Fiスポットにできること。キャンプや外出時にスマホやタブレットをヘビーに使っても「ギガ」が減らない。
キャンピングカーショーに、スポーツカーや競技車両向けのバケットシートで有名なBRIDE(ブリッド)が毎年出展している。同社は、レース用のバケットシートだけでなく、トラックや商用バン向けのシートも手掛けているからだ。
展示されていたボートは、サンキャッチャー製のELITE326Cというレジャーボートだ。三胴の上にフラットデッキを渡しソファやテーブル、日焼けベッドなどが装備され、グループでのちょっとした海上ピクニックによさそうなボートだ。