豊田自動織機は、2020年1月10日から12日まで幕張メッセで開催される「東京オートサロン2020」に出展し、コンセプトモデル『RAV4アドベンチャーギア』を展示する。
トヨタカスタマイジング&ディベロップメントは、2020年1月10日から12日まで幕張メッセで開催される「東京オートサロン2020」に出展し、モデリスタ/TRD、両ブランドの持つエッセンスを融合させたオリジナルコンセプトカーを初披露する。
昨今のSUVブームの中、世界中で好調なセールスを続けているのがトヨタ『RAV4』。日本カー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれ、今もっとも注目されているクルマの一台だろう。
◆少し車高を上げ、ファットなタイヤを履かせたい ◆オフローダーのテイストを現代的にアレンジ、日常使いに不服はない ◆バリエーションの展開も楽しそう
RAV4は日本市場でしばらくお休みしていて3年半ぶりの復活ですが、新型を発売したら瞬く間に人気となったのは2019年の新車業界におけるトピックのひとつでした。しかし、その理由を考えてみるとRAV4の注目すべきポイントが見えてきます。
ワイルドさを前面に出したデザインに、3種類の4WDシステムの設定など高い走破性を打ち出した新型RAV4は、SUVが一般化してきた市場で、敢えてSUVにしか実現できない楽しさ、ワクワク感を強くアピールしている。
RAV4の開発をまとめた佐伯チーフエンジニアは「日本専用という言葉はまったくない。どこでもお客様の考えは同じ」という。この考えを聞き、RAV4を国内市場にカムバックさせたのはビジネス上の事情だけではないことがわかった。
時代がクロスオーバー方向へ進むSUV業界において、あえてのオフローダーテイストのコンセプトには驚かされました。しかも、実際のオフロードでの実力もそれなりにありますし、一般道や高速道ではクロスオーバーに負けない快適さも合わせ持ちます。
「日本カー・オブ・ザ・イヤー2019-2020」の最終選考会6日、東京都内で行なわれ、トヨタ『RAV4』が“今年の1台”に決まった。選考委員でモータージャーナリストの清水和夫氏はRAV4に10点を投じた。
保守的にならず、楽しく豊かなカーライフの創造に挑んだ精神や、数年後に振り返ったとき、記憶に残るであろうクルマであることを評価しました。
厳ついマスクに個性的なスタイリングは、どこか気になる存在感の持ち主。クルマとして、まずそこが魅力。
久しぶりに日本市場に帰ってきたRAV4は、一級の実力を秘めた本格派のSUVに生まれ変わっていた。長く付き合える機能的なデザインに加え、販売の多くを占める4WD仕様はパワーユニットとグレードによって3タイプを設定している。
世のSUVブームを代表する存在に違いなく、そうした価値が多くの人の心に響いたことは、予想をはるかに上回る売れ行きでも明らか。国産SUVとして初の日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞車となるに相応しい1台だと思います。
オンロードからオフロードまで気軽に楽しめる、本格派SUVに仕上がっていたのが好印象でした。AWDシステムも従来型、HVのモーター型に加え、世界初となる新4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」も用意されていたのには驚きました。
RAV4は、カッコいい!だけじゃなく、3種類もの四輪駆動システムが用意されて、きちんとユーザーが懐具合や行きたい場所に合わせてシステムを選べる、というところがユニークですし、名前の中に入った”4”の文字が表すとおり、どれもとても質感の高い制御でした。