独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は7月24日、九州新幹線西九州ルートの施工ミスで発生した長崎本線の列車支障事故についての原因と対策を明らかにした。
石井啓一国土交通大臣は7月16日に行なわれた会見で、九州新幹線西九州ルートの工事ミスで発生した長崎本線トンネル内の列車支障事故について言及した。
7月11日10時25分頃、長崎本線浦上~現川(うつつがわ)間を走行中していた特急『かもめ16号』が、長崎トンネル内で異音を検知して緊急停車した。これにより、鹿児島本線博多~鳥栖間、長崎本線全線で運休や遅延が発生した。
独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は7月11日、青函トンネル内における新幹線の200km/h超の走行試験を9月4日から実施すると発表した。