日野自動車11月29日、大型路線バス『ブルーリボン』、中型路線バス『レインボー』のエンジン制御ユニットに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2017年8月24日~2018年8月6日に製造された2車種、7形式の計382台。
東京ビッグサイトで開催された「ハイウェイテクノフェア2018」(28~29日)には、高速道路の整備などで活躍するユニークな車両が目白押しだった。どれも普段なかなか見ることもできないものなので、そのいくつかを紹介しよう。
UDトラックスは11月29日、大型トラック『クオン』のショックアブソーバに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2017年4月28日~2018年5月23日に製造された4322台。
◆大型トラックは輸入車 ◆クラス初のセミオートマチックトランスミッション ◆超低速での走行が可能なクローラーギア ◆ボルボダイナミックステアリングを装備 ◆エンジンの静粛性とI-シフトのスムースなギアチェンジ
◆ラム・ピックアップのノウハウを導入、アンリミテッドがベース ◆エンジンは3.6リットルV6「ペンタスター」 ◆車載コネクティビティは第4世代の「Uconnect」 ◆後方に死角はあるのか?
『高速道路の建設管理技術』に焦点をあてた展示会、「ハイウェイテクノフェア」が28~29日、東京臨海新都心の東京ビッグサイトで開催中だ。主催は公益財団法人高速道路調査会。
東洋ゴム工業は、新ゴム配合技術を採用したトラック・バス用低燃費スーパーシングルタイヤ(タイヤサイズ:445/50R22.5)を北米市場向けに来春から供給すると発表した。
クラリオンは、荷台上部の死角による庇(ひさし)や看板等との物損事故軽減を目的とする、トラック向け車載後方カメラシステム「ひさしマーカー」を2019年1月から発売する。価格はオープン。
豊田自動織機は、フォークリフト『トヨタジェネオ』『トヨタジェネオ-B』の荷役装置に不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。対象となるのは2003年5月13日~2018年2月19日に製造された385台。
ボルボグループ(Volvo Group)は11月21日、自動運転の大型トラックを使った石灰石輸送を開始した、と発表した。
豊田自動織機は、FC(燃料電池)フォークリフトの実証実験を2018年末までに豪州で開始すると発表した。同社製FCシステムを搭載したフォークリフトの実証実験を海外で行うのは初めての試みとなる。
総合建設機械レンタル業のアクティオは、林業の伐採現場で木材を運ぶフォワーダから、トラックへ、積荷の荷箱ごと載せ替え可能な新性能「FUVフォワーダ」と「FUVダンプ」のレンタルを開始した。
「2018森林・林業・環境機械展示実演会」が11月18~19日の2日間、東京都あきる野市の旧東京都立秋川高等学校跡地で開催中だ。主催は東京都と一般社団法人林業機械化協会。林業機械メーカーによる林業機械などが展示・実演され、ブース数で80事業者が出展している。
ブリヂストンの米国子会社であるブリヂストン アメリカスは11月15日、米国テネシー州のウォーレン工場を拡張し、トラック・バス用ラジアルタイヤ(TBR)の生産能力を増強すると発表した。
日本自動車工業会は11月15日、2018年度上半期(4~9月)の福祉車両販売台数を発表。総販売台数は、前年同期比0.6%増の2万1830台と2年連続でプラスとなった。