ポルシェ(Porsche)は10月28日、1台のみを新たに生産した993型『911ターボ』がオークションに出品され、274万3500ユーロ(約3億5000万円)で落札された、と発表した。
2018年のパリモーターショーで大きなブースを展開していたポルシェ。その目玉のひとつが、ショーの開幕と同時に量産化を明らかにした991型の『911スピードスター』だ。
ポルシェ『911』新型(992型)と、現行モデルの2ショットを初めてカメラが捉えた。先頭を走るイエローが次期型、後ろのブルーが現行モデルだ。こうして並ぶとその進化が見てとれる。
ブランドは一朝一夕にできるものではなく、歴史が作り上げるものだ。欧州のプレミアムブランドはどこもそれをきちんと理解していることだろう。なかでもモーターショーのブースにおける見せ方として、特にヒストリーを重視しているメーカーがポルシェだろう。
11月にもワールドプレミアが噂される、ポルシェ『911』新型のハイパフォーマンスモデル、『911GT3』プロトタイプの新たな姿を再びカメラが捉えた。約1か月前にキャッチしたプロトタイプから大きく変化。注目は巨大なリアウイングだ。
◆コンセプトカーの市販車を決定 ◆シャシーは911GT3がベース ◆ヘリテージデザインパッケージを導入する最初のモデル
◆1976年のポルシェ935へのオマージュ ◆新型は特定カテゴリーに参戦予定なし ◆直噴3.8リットル水平対向6気筒ツインターボエンジン搭載