昨年、即ち2017年、日産『ノート』がコンパクトセグメントにおいて販売台数1位になった。2016年に販売が始まった「e-POWER」がその販売を押し上げた結果である。
マツダが2017年2月に発売した中型クロスオーバーSUV『CX-5』の第2世代モデルで、3400kmあまりをツーリングする機会を得たのでリポートする。
最初から18インチタイヤが標準のハッチバックは、「タイプR」に優るとも劣らない過激なルックスでもあり、さぞスパルタンなクルマでは…と予測した。が、その思いは嬉しい方向に裏切られた。
『ノート』に採用しEVの新たな可能性を提案した「e-POWER」。シリーズ第二弾として『セレナ e-POWER』が登場した。EVならではの走りにも定評のあるe-POWERだが、ミニバンであるセレナではどうか。
今回はリアルタイムAWDが新しい制御に進化したばかりのタイミング。会場に用意されていた試乗車では、2月にマイナーチェンジした『ヴェゼル』と、すでに北米や中国で大人気で、日本にも年内の導入が予定されている『CR-V』に、件の新しいシステムが搭載されていた。