東南アジア自動車市場での日本車ブランドは、これまで各国で総じて高いシェアを謳歌してきた。その日本車天国において中国ブランド車本格進出の動きが顕在化している。
これまで自動車メーカーは、経営リソースを投入し開発した車を、販売店を通じユーザーに販売することで売り上げを立て収益を上げてきた。開発・生産・販売のメンバーは部品やノウハウの集合体であるクルマを魅力的でかつ売れる原価と販売価格で提供すべく努力を重ねてきた。