"空のF1"とも呼ばれる「レッドブル・エアレース」の最終戦で優勝し、同時にアジア人として初となる2017年シリーズ総合優勝も獲得した室屋義秀選手。まだその興奮がさめやらぬ19日、都内で凱旋記者会見を行った。
日本人パイロットの室屋義秀選手が10月15日(現地時間)"空のF1"とも呼ばれる「レッドブル・エアレース」の最終戦で優勝。同時にアジア人として初となる2017年シリーズ総合優勝も獲得した。その歴史的瞬間を生み出した決勝当日の一日を振り返った。
レッドブル・エアレース 最終戦インディアナポリスの最終ラウンド「Final 4」が15日、開催され、日本人パイロット室屋義秀が優勝した。室屋は年間ポイントでマルティン・ソンカを4ポイント上回り、ワールドチャンピオンのタイトルを獲得した。
第2ヒートで強豪マルティン・ソンカと直接対決することになった室屋義秀は、ソンカのパイロンカットによるペナルティ加算で勝利!「Round of 8」(ベスト8)に駒を進めた。
2017シーズン最終戦の予選でトップタイムを叩き出したマット・ホール選手のインタビュー
「レッドブル・エアレース第8戦インディアナポリス」の予選終了後、大会事務局はマスタークラスと、その登竜門として設定されているチャレンジャーカップで注目選手による、記者会見を開催した。また、事務局からは決勝当日の天候についての見通しも説明された。
レッドブル・エアレース2017年の最終戦、期待の室屋義秀選手が予選に登場。結果は11位となり、決勝での対戦はポイントランキング1位の強豪マルティン・ソンカ選手に決定した。
レッドブル・エアレース 最終戦(インディアナポリス)は14日午前10時にメディア向けの「ハンガーウォーク」が始まり、室屋義秀選手が個別でインタビューに応じた。室屋選手は総合2位、首位のマルティン・ソンカ選手に4ポイント差で最終戦を迎える
レッドブル・エアレース 最終戦(インディアナポリス)は、10月14日(現地時間)に最後のフリープラクティスのほか、決勝へつながる予選も開催される。そして午前の「ハンガーウォーク」にスペシャルゲストの佐藤琢磨選手が現れた。
RedBull AirRace2017の最終戦を前に実施された「フリープラクティス」の模様
レッドブル・エアレース2017シーズンが、室屋義秀選手の活躍で大きな盛り上がりを見せている。9月中旬に開催された第7戦ラウジッツで見事優勝し、一旦は落ちかけた順位で総合2位にまで再浮上。今週末に米国インディアナポリスで開催される最終戦に期待がかかる。