サーキットで試乗した新型『GSX-R1000R』。ストレートでの安定性も抜群にいい。
「タコメーターが走る!」。新型スズキ『GSX-R1000R』のメーター開発を担当した車体電装設計課の広末忠之さんの言葉だ。
借り手のいない月極駐車場、利用者のいないマンションの駐車場から、果ては空きスペースになっている個人宅の駐車場まで、あらゆる駐車場をネット経由で貸し借りできる駐車場シェアサービス「akippa」(アキッパ)が注目を集めている。
ニューモデルの開発はエンジニアたちがエンジン、車体、足まわり、電装など各パートに分かれて、それぞれが行っていくというのが従来のセオリーであったが、スズキの新型『GSX-R1000R』ではそういった垣根はなかった。
生活道路が封鎖されて出来上がるマウンテンコースは、レースのために作ったクローズド・サーキットのような安全性が見込まれていない。選手は250以上あるといわれるカーブを記憶し、200km/h以上の高速で駆け抜ける。
エンジンの回転が低く落ちてしまっても、欲しいぶんだけトルクが出てきてくれる。つまり、高回転でのパワフルさだけでなく、低中速域から高回転域へのスムーズなパワーデリバリーを実現している。新型スズキ『GSX-R1000R』をサーキットで乗ってみて実感したことだ。
同じマン島のレースでも、アマチュア色の濃いマンクスGPからTT出場をつかみ取った山中正之にとって、レジェンドライダーの集うTTの熱気は、特別なものだった。
世界最古の公道レース「マン島TT」に今年、東京都から1人の日本人が初エントリーし、完走を果たした。山中正之、49歳。
「もともとGSX-R系というのは、縦2灯のヘッドライトが分かれずにフロントマスクの真ん中にあるっていうのが伝統のイメージなんですが、それを継承しました」
スズキの新型『GSX-R1000R ABS』をサーキットにて試乗したが、オール新設計の車体は応答性と俊敏性が向上している。ストレートからコーナーへ進入していくとき、ブレーキングで意識的に車体姿勢を整えなくとも、スッと車体を寝かし込んでいけるイージーな感覚があるのだ。
8月19日から20日にかけて、ワンメイクレース、ランボルギーニ・スーパートロフェオのアジアシリーズ第4戦が富士スピードウェイにて開催された。当日は本国よりモータースポーツ部門責任者も来日したので、現在の同社のモータースポーツの現状等について話を聞いた。
サーキットを試乗し、旋回性の高さを実感できたニュー『GSX-R1000R』。その優れるコーナリング性能には、エンジンの搭載レイアウトも大きく関わっていると、エンジン設計を担当した織田知之さんが教えてくれた。
フルモデルチェンジを果たし、「GSX-R」史上もっともパワフルで、もっとも加速性能に優れ、もっともクリーンに走るスズキの新型『GSX-R1000R ABS』。サーキットでの試乗後に、開発チームから詳しい話しを聞くことができた。
KYBは、今年4月にモータースポーツ部を設立した。サスペンションメーカーとしてモータースポーツやクルマ産業に深く関わっている中での新部門設立は、どのような展望と効果があるのだろうか。モータースポーツ部長の石川正二氏に話を伺った。
自動運転やコネクテッドカーで自動車マーケットやモビリティが変わるといわれている。同時に叫ばれているのは、これら新しい技術の安全性やセキュリティ対策だ。