交通事故は減少傾向にある。政府は「世界一安全な道路交通を実現する」という目標を掲げ、2016年度から2020年度までのこれから5年間の交通安全施策で交通事故死者数(24時間以内)を年間2500人以下にする目標を掲げている。
警察庁交通局は、春の全国交通安全運動期間中の交通事故による死者数を発表。前年同期と比べ36人(-32.7%)減の74人と、1954年の開始以来、春秋を通じて最少となった。
警察庁は、4月16日の交通事故による死者数16人により、2017年の累計死者数は1003人となったと発表した。
警察庁と国土交通省は、自動車業界団体に対して、現在実用化されている「自動運転」機能が「運転支援技術」で、運転者に代わって車が自律的に安全運転を行う完全な自動運転ではないことを自動車ユーザーに注意喚起することを要請した。
警察庁は、遠隔監視する無人運転車を公道で実証実験することを認めるための道路使用許可基準案を策定した。
12日、警察官約1万3700人を動員した通学路における全国一斉取締りが実施された。総検挙件数は1万1355件。その中には警視庁などによる無免許運転での検挙、北海道警などによる酒気帯び運転が混じっている。