イタリアの自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は10月中旬、9月の欧州における新車販売の結果を公表した。総販売台数は9万0848台。前年同月比は14.2%増と、25か月連続で前年実績を上回った。
マツダ『ロードスター』のプラットフォームを用いてFCAがデザイン、FCAのエンジンを搭載するなどしたモデルがアバルト『124スパイダー』。マツダの工場で製作される、国産のイタリアンブランドだ。
マツダ『ロードスター』のプラットフォームを用いたアバルトブランドのモデル、『124スパイダー』の国内仕様、右ハンドル車の撮影を行った。[写真23枚]
FCAジャパンは、フィアット初の小型SUV『500X』の国内導入1周年を記念し、同モデル初の限定車「500X ブラックタイ」および「500X イエロークロス」を計240台、10月29日より販売開始する。
アバルト『124スパイダー』はマツダの『ロードスター』をベースにしたマツダ製のアバルトブランド車だ。単なるOEM供給車ではなく、専用のデザイン、エンジン、足回りなどが与えられ、ロードスターとは明確に異なるクルマになった。
FCAジャパンの正規ディーラーであるアクセルは、「アルファロメオ杉並」「フィアット/アバルト杉並」「ジープ杉並」を10月28日に新規オープンする。
正直に告白しておくと、発表当初は「マツダロードスターのスキンチェンジ版でしょ!?」の認識だった。素の124ではなく“アバルト分”のデコレーションもどうか?、とも。が、実車に触れ、走らせたら、そんなモヤモヤはまさに風とともにどこかに吹き飛んだ。
ブリヂストンは、10月8日に発売されるアバルト『124スパイダー』の新車装着タイヤとして、「POTENZA RE050A」を納入すると発表した。