日本を代表するスタイリッシュミニバンのエスティマはまだまだ現役、どころか今回のビッグチェンジで強豪ライバルとも互角に戦える完成度を持つに至っているのだからびっくりだ。
発売から10年も経過した『エスティマ』がマイナーチェンジを受け、更に延命が図られることになった。今回は外観デザインを大きく変更したほか、足回りにも手を入れ、安全装備を追加するなど、それなりの改良が図られている。
そもそも国産の実用車で10年にわたり作り続けられていること自体が驚異的だが、そのロングセラーの理由はもちろん、初代から続くエクステリアのエッグシェルデザインに象徴される、先進感に満ちたどんなミニバンにも似ていないデザイン力にほかならない。