今夏も人気だった軽キャンピングカー。バンショップミカミ「テントむし」、インディアナ・RV「インディ727」、ホワイトハウス「NBOX neo POP HOT Package」、オートショップアズマ「k-ai Type"D"」は、ベース車の2~3倍もの額となる、300万円超えのゴージャス軽キャンだ。
「所有しているクルマでフラットな床にゴロンと横になりたい」「日常の足としても使うから普通のクルマに乗りたい」……そんな声にこたえる“車載テント”がある。ジファージャパンのコロンブスシリーズだ。
釣りキチターゲットのハイエースや、ワンちゃん向け“特別シート”も注目を集めた。三重県津市のダイレクトカーズは“アングラーに選ばれるクルマ”とうたう「釣りエース」を、ホンダは「Honda Dog」シリーズの最新アイテム「ペットシートサークル」を参考出品した。
300万円前後の“フル装備版”が主流の軽キャンピングカーグループで、100万円台、200万円前半という手ごろ感で売り出すタイプに、エントリーユーザーなどの注目が集まっていた。
ガスの火力がいい? リチウム電池でIH? ガスと電気、その「いいところ」に着目し、尖った個性を持たせたクルマが展示された。車載用リチウム蓄電池を載せた「rem Forest」(キャンパー鹿児島)と、カセットガスアダプターを装備した「RIW-ER」(アネックス)だ。
軽自動車ベースのキャンピングカー(軽キャン)は、今回も多くの来場者たちの注目を集めていたが、いっぽうで日産『NV200バネット ワゴン』などをベースとしたミドルワゴンも人気。「軽キャンからのステップアップと、エントリーユーザーから支持されている」という。