究極の三次元モータースポーツと話題の「Red Bull Air Race Championship(レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ)」2016年シリーズ第3戦が、6月4日と5日の2日間、千葉県千葉市美浜区にある千葉県立幕張海浜公園にて開催。
「母国での優勝は非常に難しい」とパイロットの誰もが認める中、千葉大会で念願の初優勝を遂げた室屋義秀選手。難易度が高いされていたコースを唯一の1分04秒台で飛んだ。使用している機体はEDGE 540V3となる。
マルティン・ソンカ選手はチェコ出身。千葉大会以前の2戦(アブダビ、スピルバーグ)では苦しんだものの、千葉大会ではトップとなった室屋義秀選手を一時的に上回るタイムで飛んでいた。使用している機体はEDGE 540V3となる。
カービー・チャンブリス選手はアメリカ出身。これまで開催されたレッドブル・エアレースの全シーズンに参戦している唯一のパイロットであり、超ベテラン。使用している機体はEDGE 540V3となる。
ナイジェル・ラム選手はイギリス出身で年齢は59歳。2014年には年間総合優勝しており、今シーズン限りでの引退を表明している。使用している機体はレッドブル・エアレースでは少数派となるMXS-Rだ。
マティアス・ドルダラー選手はドイツ出身。両親が航空学校を経営していることもあり、幼少期から飛行機に慣れ親しみ、ソロフライトは14歳で行っている。使用している機体はEDGE 540V3となる。
マット・ホール選手はオーストラリア出身。元は空軍の戦闘機パイロットで、司令官まで昇進した超エリートだった。レッドブル・エアレースには2009年シーズンから参加しており、使用している機体はMXS-Rとなる。
フワン・ベラルデ選手はスペイン出身。チャレンジャーカップで頭角を現し、2015年シーズンからレッドブル・エアレースのマスタークラスに昇格した。使用している機体はEDGE 540V2となる。
ペトル・コプシュタイン選手はチェコ出身。2014年のチャレンジャーカップにおいてチャンピオンの座を獲得。2015年も表彰台に上がり続け、今年からマスタークラスに参戦することになった。使用する機体はEDGE 540V3となる。
フランソワ・ルボット選手はフランス出身。2014年シーズンはチャレンジャーカップに参戦して連続3勝を記録。2015年にマスタークラスへと昇格した。使用する機体はEDGE 540V2となる。