三菱自動車工業の軽自動車での燃費不正問題は、2014年度に過去最高の業績と16年ぶりの復配を実現して復活への道を歩み始めていただけに衝撃だ。
国内の新車市場で勢力を伸ばしてきた軽自動車が、この1年余り足踏みしている。2015年度の販売台数は増税の影響が出て前年度を17%も下回り、横ばいだった登録車とは好対照になった。