VW『パサート』の市場におけるライバルといえば、これまではハイエンドのモデルではなく、プジョーだったり、フォードだったり、あるいはルノーだったりしたが、今や日本市場にはプジョーしか残っていない。
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは7月16日、8世代目にフルモデルチェンジした新型『パサート』を国内で発売した。プリクラッシュブレーキシステム、渋滞時追従支援システム“Traffic Assist”など先進安全技術を標準装備とした。
VWの一大戦略、MQBプラットフォーム採用の第2弾が8代目となる新型『パサート』だ。ここではセダンを販売比率で上回る、人気のワゴン=ヴァリアントに試乗した。
フォルクスワーゲンの米国法人、フォルクスワーゲンオブアメリカは8月5日、2016年モデルの『パサート』が、大がかりなフェイスリフトを行うと発表した。
ラテン系のクルマを乗り継いできた知人が(セダンの)購入を検討している。「同じドイツ他銘柄よりヒエラルキーが気にならない」のが理由。確かに今のVW車は、上質ではあるけれど、隣のクルマと競おうなどとは思わず、さっぱりとした気持ちで乗っていられるのが魅力だ。
フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は、新型『パサート』と『パサート ヴァリアント』の車両展示キャラバンを8月22日より、全国8か所の大型商業施設、イベント会場で開催する。
348万9900円? え、そんなに安いの? 試乗車の中にあったプライスの記載された資料を思わず二度見してしまった。