エコカーの普及でガソリン需要が大幅に落ち込む中、生き残りをかけた国内の石油元売り大手の再編の動きが活発化している。業界2位の出光興産と5位の昭和シェル石油が経営統合に向けて本格的な協議を進めることで基本合意したという。
出光興産は7月30日、昭和シェル石油の株式33.3%を、英蘭系石油大手のロイヤル ダッチ シェルの子会社から取得すると発表した。
出光興産は7月2日、2015年7月から9月の原油処理計画を3製油所合計で前年同期比3%増の700万キロリットルとすると発表した。
出光興産は7月1日、2015年6月分の石油製品卸価格の改定幅を発表。ガソリン卸価格(全国平均)は、前月と比べて1リットル当たり1.9円の引き上げとなった。