経済産業省は3月23日付けで、トヨタ自動車を、高圧ガス保安法に基づき「水素及び燃料電池に関する世界技術規則(gtr)」に対応する容器等製造業者として登録したと発表した。
JX日鉱日石エネルギーは3月19日、千葉県千葉市の「Dr.Driveセルフ武石インター店」に、同社で10か所目となる水素ステーションを開所したと発表した。
東芝は、英国スコットランドで、風力・太陽光発電を使って水素を生成・貯蔵して電力を安定供給するとともに、水素を燃料とする業務用ハイブリッド車両を運用する大規模実証試験に参画すると発表した。
JX日鉱日石エネルギーは3月17日、愛知県岡崎市の「Dr.Driveセルフ岡崎羽根店」に、同社8か所目となる水素ステーションを開所したと発表した。
ホンダは3月16日、燃料電池車(FCV)や電気自動車から家庭などへ電力供給を行うことができるV2H(ビークル・トゥ・ホーム)対応のDC普通充電器『HEH55』をさいたま市立太田小学校に同市と共同で設置した。HEH55の初の導入事例となる。
ホンダは燃料電池車や電気自動車から家庭などへ電力供給を行うV2H対応のDC普通充電器『HEH55』をさいたま市立太田小学校に同市と共同で設置し、3月16日に引き渡し式を実施した。
次世代環境車として注目される、水素を燃料とする燃料電池車(FCV)。昨年11月にFCVコンセプト『A7 h-トロン』を発表、2月に燃料電池に関する特許を加バラード社から購入することを明らかにした独アウディは、市販化に向けては「長い道のり」と慎重だ。
東芝燃料電池システムは、山口リキッドハイドロジェン、長府工産、岩谷産業と共同で、次世代型純水素型燃料電池システムの実証試験を開始すると発表した。
現在のところ、燃料電池車の燃料である水素は、天然ガスから作り出されている。つまり水素生成は、化石燃料由来でCO2ゼロでもないから、厳密に言えばエコでクリーンとは言い難い。
スマートエネルギーウィークの燃料電池部門FC EXPOでは、燃料電池スタックの素材や表面処理などの専門業者のブースがひしめき合っていた。
燃料電池自動車(FCV)の普及に欠かせないのが、言うまでもなく燃料となる水素を供給するインフラだ。その救世主となりそうなものが「スマートエネルギーウィーク2015」に登場した。大陽日酸の「ハイドロシャトル」がそうだ。