日産自動車が、新たなレーシングカーを予告している。
ニスモアスリートグローバルチームは、豪州マウントパノラマサーキットで2月6日から8日に開催される「バサースト12時間レース」に、#35 NISSAN GT-R NISMO GT3 で今年も挑戦する。
『ジューク ニスモRS』のベースとなるのは「16GT FOUR」。1.6リットル直噴ターボエンジンは専用のECUセッティングを施したほか、コンロッドベアリングの耐久性を向上し、高回転域でも力強いトル クを持続させる。
『GT-R ニスモ』は、ニスモのレーシング活動で得たテクノロジーやノウハウがふんだんに盛り込まれた、『GT-R』のスペシャルコンプリートカー。オートサロンでの展示車は、独ニュルブルクリンクでの量産車世界最速「7分8秒679」を記録した「N Attack Package」装着車だ。
チューニングというと、一部の人々は眉をしかめる。暴走族のクルマというイメージをきわめて単純明快に導き出してしまうからだ。場合によっては違法改造、という言葉も出てくる。だが、そうした話とは全く違うチューニングの世界があることも知って欲しいと思う。
ニスモは、『マーチ NISMO S』、『ノート NISMO S』、『フェアレディZ NISMO』、『ジューク NISMO RS』向けのスポーツ走行用パーツを2月より順次発売すると発表した。
1月9日、チューニングカーの祭典「東京オートサロン2015」が開幕した。西ホール中央にブースを構える日産は、SUPER GT GT500クラスチャンピオンにふさわしく、スポーティさを全面に押し出す展示となった。
いきなりニスモは荷が重かったので、ノーマルのプレミアムエディションでスタートした。最後に『GT-R』に乗ったのは4月のこと。その圧倒的パフォーマンスに見事に打ちのめされたのをよく覚えている。
ニスモブランドの新型車として『ジューク ニスモ』の上級モデル『ジューク ニスモRS』が追加された。外観や足回りのライトチューニングがメインだったノーマルニスモに対しRSでは、エンジン、トランスミッション、駆動方式、ボディ剛性に至るまであらゆる面を強化。