富士重工業が発表した2014年10月の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産は前年同月比19.4%増の9万0534台と、過去最高の記録で8か月連続のプラスとなった。
富士重工業は、10月24日に発表した新型『レガシィ アウトバック/B4』について、発表後約1か月時点での受注台数が、月販目標の約3.6倍となる4308台になったと発表した。
自動車各社の第2四半期(4-9月期)連結決算とともに2015年3月期通期業績の最新予想が公表された。乗用車8社のうちトヨタ自動車など5社が営業利益、純利益で最高を更新するなど、8社ベースではリーマン・ショック前の08年3月期以来の最高収益を確保する。
3代目スバル『レガシィ』はセダンの『B4』とステーションワゴンの『アウトバック』の2車種。ホイルベースは先代と変わらないものの、全幅は1840mmとそれぞれ、60、20mm広く、全長は60、25mm長くなった。荷室もそれぞれ広くなりユーティリティ性も高まっている。
富士重工業は、11月21日から29日の期間、中国・広州市で開催される「広州国際モーターショー2014」に、スバル新型『アウトバック(中国仕様)』を出展すると発表した。
富士重工業は、2014年中に欧州で販売を開始するスバル新型『アウトバック』に、スバルの欧州仕様車として初めて、運転支援システム「EyeSight(アイサイト)」を搭載すると発表した。
富士重工業は11月2日、群馬県にある同社の群馬製作所・矢島工場にて「2014スバル感謝祭」を開催し、特設ステージイベントや製造ラインの見学を行うなど、従業員の家族や、地域住民に対して工場を開放した。
富士重工業は10月31日、主力の北米市場での販売が好調なことから2014年度の業績見通しを上方修正するとともに、試験研究費を当初計画から100億円増額し、840億円を投じることを明らかにした。前年度の比較では4割近い伸びとなる。
富士重工業の吉永泰之社長は10月31日に都内にある本社で開いた決算会見で、新型車『レヴォーグ』について「非常に良い流れになっている。さらに台数的に増えていくと思う」との見通しを示した。